最近は、図書館の本館に行かずに南部市民センタで借りている。
「今日の先のばしは明日の憂鬱」を借りるためだった。
そこにあった、梨木香歩の小説も借りた。
ファンタジー系の話は後半に出てくることが多いようだ。
前半は淡々(?)と進み、後半で話が急展開する。
トルコの歴史は全く知らなかったが、さまざまな文化が混ざった様子が興味深い。
最後の章で、主人公の仕事に疲れた様子が、リアルというか、共感してしまった。
家守綺譚に登場した犬のジローがさりげなく出ていて楽しい。
家守・・・の後に、こちらを読むのが楽しめそうだ。
どちらもファンタジー要素たっぷりだが、村田・・・の方が人臭いというか、人に焦点をあてて書かれている。その分、重い感じもある。