日々の生活から

毎日の生活で感じたこと・考えたこと

注文

2010-05-14 08:09:13 | つれあいにものもうす
カミさんがつわりで、特に夕方から気持ち悪くなるようだ。 座っていても気持ち悪そうで、下着の位置を直しているようだったので 「外して楽にしたら?」と言ったところ 「子供じゃないんだから自分でやるよ」と言い返された。 まぁ、確かにその通りなんだけど、この自分の体調管理は自分でやるよ、という ちょっとプライドにかかわるような気持ちの動きが、 お父さん(賢のおじいちゃん)にもあることを知ってほしい。 お父さんの健康に対するこだわりは独特なものがあって 私から見ても違和感を持つことはある。 まして近親のあなたには、時にとても勘に触るものとなっている。 先日帰省した折、月初めからお腹の調子が悪かったお父さんが 晩酌をしようとしたのを、何度も止めようとしたのを覚えているだろうか? 何故お父さんはあなたが止めても飲もうとしたのだろうか? 自分のことがわかっていないから? お父さんはお父さんなりの健康感があって行動している。 まさに「子供じゃないんだから自分でわかっているよ」ということだと思う。 それに対して 「いつも言うことをきかないんだから!」 「無茶ばっかりして」 などと責め続けても、お父さんも意見をはねつけるだけだろう。 「私の意見が正しい。あなたの行動は間違っている。  だから私の言うとおりにしなさい。」 に従えるのは、信頼関係が深いときにしか成り立たない。 まずは、いきなりお父さんの行動を変えようと 「ずっとお腹が悪いって言ってたのに、急にお酒を飲むとまた悪くなりそう。  私はお父さんの体調が心配だ。」と気持ちを伝えることが有効ではないだろうか。 これなら、お父さんも自分が攻撃されたわけではなく、心配されていると受け取れる。 これでその場でお酒をやめることはないかもしれないが、 次に話をする下地を作ることにはなる。その下地が次の話を聞いてくれる元になる。 ここまで書いて、冒頭の私の「外して楽にしたら?」も 「締め付けで苦しくなってないか心配してるんだけど、大丈夫?」 と聞くようにすれば良かったかもね。