日々の生活から

毎日の生活で感じたこと・考えたこと

相談する力/山中哲男著/海士の風

2024-09-12 21:37:08 | 
相談する力をつけたい。仕事を抱え込んでスタックさせがちの自分に必要なスキルだ。
相談相手の時間を使ってしまい、相手にメリットがない、と思っていた。
相談をしても、「そんなことも自分で調べられないの?」と言われるのが怖かった。
職場で業務を進めるために、上司、先輩、関係部署に「答えを求める」=相談だと思っていた。
そんな相談がしやすくなることを期待したが、この本で扱う相談は、起業や経営観点でビジネスの進め方の精度を高めたり、打開策を探ることが主だった。

この本で書かれている相談の領域が自分の期待とは異なったが、自分に必要な内容も多かった。

私は、「教える/教えられる」というよ下の関係ではなくて、対話をして共感してもらうヨコの関係が相談
の本来的な特徴の1つだと考えています。(P.48)

相談内容が相手にとって興味があるのか、相談されて迷惑なのかは、相談相手に聞いてみないとわからない、としか言えないんですよね。だから、先ほどのように「まず、聞いてみたら?」とツッコミを入れるわけです。聞いてみて、無理だったら無理でいいし、受けてもらえたらラッキー。ボールをまず投げてみて、それが次につながっていけばいいのです。(P.130)

この形での相談を進めよう。