公園の木の上から「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」と聞こえてくる。
『だぁれ?』
小鳥が呼んでいるのだ。
『なぁに、僕は羽根がないから一緒に飛べないよ。
えっ、きれいな歌声の競争をするの? 僕は歌がうまくないから、小鳥君が唄ってよ。』
『ピピピピ、チチチチ、ピーピピ、ピーピピ。』
『やっぱり小鳥君は歌が上手いね。だけど、「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」とは鳴かないの?
「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」と鳴くのは友達を呼ぶ時だけなのか。
だから僕を呼ぶ時は、みんな「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」と言っているんだね』
『だぁれ?』
小鳥が呼んでいるのだ。
『なぁに、僕は羽根がないから一緒に飛べないよ。
えっ、きれいな歌声の競争をするの? 僕は歌がうまくないから、小鳥君が唄ってよ。』
『ピピピピ、チチチチ、ピーピピ、ピーピピ。』
『やっぱり小鳥君は歌が上手いね。だけど、「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」とは鳴かないの?
「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」と鳴くのは友達を呼ぶ時だけなのか。
だから僕を呼ぶ時は、みんな「ぱろろ、ぼろろ。ぽろろ、ぽろろ。」と言っているんだね』