北極のペンギン(9)

2016-05-31 21:14:41 | 童話
そして、僕は男の人と一緒にテレビ局へ行き、男の人が説明して僕がテレビに出演することになりました。

「ペンギンさんはどうして北極へ行ったんですか?」
「シロクマさんが困っているので、相談するために行ったんだよ。」

「何の相談に行ったんですか?」
「北極の氷が溶けて、シロクマさんがエサを捕れなくて困っているので相談をしに行ったんだよ。」

「相談して、これからどうするのですか?」
「人間のみんなに温室効果ガスを少なくするようにお願いをするんだよ。」

「それでは、ここで人間のみんなにお願いをしてください。」

「人間のみなさん、北極の氷が溶けて、シロクマさんがエサを捕れなくなって困っています。温室効果ガスを少なくするようにお願いします。」

「分りました、みんなで温室効果ガスを少なくするようにしましょう。そして、国連の事務局へ南極代表として会議にペンギンさんが出席できるように、働きかけます。」
「お願いします。」