仕事の中で、講座やセミナーの講師をすることがあります。
することがあります…と言うより、大切な仕事の要素です。
また、仕事の中で、「体験」や「教室」をすすめたり、ご相談を受けたりすることがあります。
自分の仕事の中で、また、自分自身が受け手となって感じたことから、講座やセミナーを組み立てることについて、考えていることを。
最初の仕事で、小売店支援のための研修会の講師をしたのが、今の仕事までつながっています。
最初の最初、サンドイッチシステムの導入の仕事をしていた時、5日間の研修、5日間オープニング支援、一応の枠組みはあるものの、最初の上司に企画書を書くことを命じられました。
何度も、何度も…
企画の段階で、理解できるものを組み立てる重要性を教えてもらいました。
右も左も分からない新入社員に、仕事の基礎を徹底的に教えてくれた最初の上司に出会えたことは、本当に幸せでした。
本社に変わり、販売に関する研修会の内容を組み立て、講師をするという仕事になりました。
ありがたいことに、インストラクター養成研修などを複数受講させてもらい、研修の構成をまなび、企画書を書き、上司にアドバイスをもらいました。
(そして何度も修正…ここでも…当たり前…)
インストラクター養成研修で、見られる仕事だという意識を強烈に印象づけてもらったことは、とても価値があることで、お行儀の悪い私ですが、最低限のマナーを守れているのはこの機会があったからだと思います。
中小企業診断士の資格を取り、資格取得のための塾の講師の声をかけて頂きました。
ほどなく試験制度が変わり、新しい受験科目の新しいテキストを作成し、講座を組み立てました。
そのための勉強は、自らが資格の受験生であったときよりも厳しいものでしたし、社会経験がある高学歴の方々に対する情報提供として、合格という果実をつかんでもらうために有効なものであるかということ、などなど、厳しく、けれども充実した時間でした。
このような、仕事を学ぶ大きな機会だけでなく、人の前で話をすることは、そのたびに、どうすれば伝えられるか試行錯誤の積み重ねです。
そして、そのたびに、より良くするためにはどうすれば良かったのかと、自省する日々を重ねています。
この仕事ってなんだろうと考えた時、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるなと考えました。
まるでコンサルタントみたいですね。そういえば、私は経営コンサルタントと呼ばれる仕事でした…
カタカナ言葉の多用良くないですね。
符号だと思ってお付き合いください。
つづく
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写真は、上野東京ラインの東京行きのグリーン車です。
長距離の移動で、仕事をしたい時などに利用しますが、東海道線の駅で乗車するとグリーン車の車両すべてのブラインドが降りていることがありました。
行く先が見えないことは、不安なことです。