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講座やセミナーを組み立てること その2

2018-11-10 00:56:53 | 考える

その1で、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるとしましたが、今回は「ドメイン」について考えてみます。

「ドメイン」とは、顧客層、顧客ニーズ、独自技術の組み合わせで事業領域を明らかにすることですが、これを講座やセミナーを組み立てることで考えていきたいと思います。

講座やセミナーでは、顧客層「このような方に」、顧客ニーズ「こんな情報や体験を欲しがっている」、独自技術「私の持っている特技や情報を提供する」のですが、この事業領域が大きければ、マーケティングとオペレーションに力点をおいて独自事業として伸ばせるものだと思います。

農業者の方に体験教室をお勧めする場合がありますが、その根拠は、この事業領域を大きく持てるかどうか見極めがついた時です。
食への関心を持つ方々は多く、多様なニーズがあり、そのニーズに対応できる経験や見識がある…。

さて、
このような独自事業や、あるいは「企画提案」などといった場合は、マーケティングとオペレーションに力点を置けば良いのですが、講座やセミナーの講師を依頼された場合、「参加される方」、「参加される方のニーズ」が読み切れない場合や、「期待されている情報や特技」とのギャップがある場合も。

「参加される方」や「参加される方のニーズ」については、
① 募集前に依頼されている場合が多いため、募集後の参加される方の状況などを知っておく。
② 依頼主が実施した過去の講座のコンセプト、内容等可能な限り把握し、自分以外に講師がいる場合は、その方々の過去の実績や考え方の基本などを知っておき、自分の立ち位置をはっきりさせる。
③ 過去の経験があれば、参加される方と参加される方のニーズの振れ幅の大きさを想定しておく。
など、いくつかの方法があります。

「期待されている情報や特技」とのギャップがある場合は、
① 自分の持っているものと、期待されているもののギャップを埋めるため、自分の持っている情報や特技の棚卸をする。そして、関連付けて体系化する、さらに合致する原理原則(フレームワークと呼ばれるものなど)を活用し組み立て直す。
② 依頼されたタイトルで、依頼者は何を成果にしたいかをきちんとヒアリングする。それでも、伝えられることと自分の持っている情報や特技にギャップが大きいと感じたらタイトルの変更を申し出る。
③ ギャップが埋められないときは、断る。
など、「自分には何ができて、何ができないのか」をきちんと伝えていくことが大切です。

「チャンスを生かしたい」と思う人がいます。
過大な要求にこたえることによって成長する方もいます。
でも…人に何かを伝えることは、自分の自己実現の欲求のためにすることではありません。

ただ、一方で、自分自身の能力を限定して考えてしまう人もいます。
「期待されている情報や特技」を期待されたのは、自分が見えていない能力を他の人が評価したからかもしれません。
最初からバリアを張り、自分の殻を割ることを恐れてはいけません。

つづく

・・・・・

写真は、東海道線で、横浜方面を見たときに見えた重たい雲を写したものです。
晴れた空だけを見たら、遠くの重い雲に気付かないかもしれません。
想定したように、戸塚を越えたあたりから、灰色の空、多摩川を越えたあたりから雨脚が激しくなり、荒川を越えると空が明るくなりました。
道のりの先のヒントに気付くと、これからのことが考えやすくなります。


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