今から8年前、任期付きで公務員になった時、役職の新任研修を受けました。
民間の経営者の話というときに、知人の社長が登壇して、壇上から見つけられて声をかけられて、びっくりしましたが…
それではなく
リベラルアーツ=教養についての講義がありました。
考える力、そのための、素養を育む、教養に値する本を読み自らの思考の柱を作る。
そういった講義内容だったと記憶しています。
まさに、今、私たち市井の人のなかにこのリベラルアーツ=教養が必要だという考えが広がっているのだと思います。
日経新聞で新進気鋭の哲学者が特集されたり、経済×思考のNHKの番組が頻繁に放送されたり、新書に顔写真のついたカバーが更にかけられた哲学の書籍など…
昨日、仕事帰りの駅の書店で、フロムの改訳本を見つけて思わず購入してしまいました。
「愛するということ」というタイトルが、功を奏したのでしょうか、新刊書や話題の本が並ぶ中に5冊以上積み上げられていました。
考えることを考える時代なのだと思いました。
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