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オーガニゼーションズ 第2版

2018-09-24 12:51:13 | 調べる

ここのところ、「ティール組織」など流行の本から、学術的なところまでと、組織の本を読んでいます。

厚めの本が多いので、どの本を読むにも時間がかかってしまっていたのですが、もっとも時間をかけてしまったのが、この「オーガニゼーションズ第2版」です。

現場での現象に、理論的な裏付けがないかなと思って本を読んでいるのですが、この本は、このところ読んできた本の中で、極めて面白い本でした。

内容は、難解でした。

帯に「本書の先進性は、半世紀以上経てなお失われていない」書かれています。

組織というものを経済学、行動科学、システム論などから多面的に捉えています。

学究の徒ではない私ですが、学問的面白さも満載でした。

でも、もっとも面白かったのは、



本文の下の、訳者脚注で、原典の記述の矛盾から、原典の出典の版ごとの記述の違いにもあたっていて、さらには、図表まで加わっていたりしています。

本文の難解な部分、解釈の難しい部分が説明されているところもあり、まるで、大学の講義を聴いているようだなと。

ちなみに、私は文系の学問をしたことは大学の一般教養くらいなので、こういった講義を聞いたことは皆無ですが…

訳者の意図なのかもしれませんが、第2版への序文が本文の後にあり、本文のおさらいをさせてもらっているようでした。

もっと読まなくちゃいけない本があるなと改めて思いました。


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