昨日、恒例の夏祭りが終わった。
祭りは、諏訪神社の祭りであるが、地域のイベントとして行政から補助金をもらう関係で、非宗教の形をとっているが、地域ではれっきとした宗教行事との認識がある。しかし、時代が変わり、参加する多くの人々は、宗教色は感じながらも、単なる地域イベントと思っているのではないでしょうか。お祭りを一番楽しみにしているのは子どもたちで、子ども会で配られる「お楽しみ券(金券)」を持って、屋台の模擬店で好きな物を買って食べたり、山車を引いてアイスクリームやお菓子をもらう楽しみを期待している。盆踊りと並んで夏休みの楽しみの一つであり、地域の一大イベントであり、宗教行事としての色彩は極めて少ない。
宗教行事としての実体はないが、形式的には諏訪神社の例大祭であるという一面はあるので、宗教的には中立であるべき町会の性格から、祭典委員会として、町会から独立した組織でお祭りは運営されている。
当然、会計も独立したもので、会費を主な財源とする町会の会計からは一切支出はされておらず、独立採算で行っている。
財源は町会員を主体とする寄付金であ賄われている。その寄付金の名目にお祭りをどう感じているかということが表れている様な気がして、興味がわいた。圧倒的に多いのが「お祝」
次に「花代」続いて、ごく少ないが「奉納」「御祭礼」「お神酒料」等である。このことからも「宗教行事」から「地域のイベント」と認識が変わってきていることを示しているのではないでしょうか。
祭りが独立採算制をとり、町会からは一切支出しておらず、寄付金で賄われていることを知らない会員が多いのではないかと危惧します。