堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

夏祭り

2009年08月24日 | 日記

 昨日、恒例の夏祭りが終わった。
 祭りは、諏訪神社の祭りであるが、地域のイベントとして行政から補助金をもらう関係で、非宗教の形をとっているが、地域ではれっきとした宗教行事との認識がある。しかし、時代が変わり、参加する多くの人々は、宗教色は感じながらも、単なる地域イベントと思っているのではないでしょうか。お祭りを一番楽しみにしているのは子どもたちで、子ども会で配られる「お楽しみ券(金券)」を持って、屋台の模擬店で好きな物を買って食べたり、山車を引いてアイスクリームやお菓子をもらう楽しみを期待している。盆踊りと並んで夏休みの楽しみの一つであり、地域の一大イベントであり、宗教行事としての色彩は極めて少ない。

 宗教行事としての実体はないが、形式的には諏訪神社の例大祭であるという一面はあるので、宗教的には中立であるべき町会の性格から、祭典委員会として、町会から独立した組織でお祭りは運営されている。
 当然、会計も独立したもので、会費を主な財源とする町会の会計からは一切支出はされておらず、独立採算で行っている。
 財源は町会員を主体とする寄付金であ賄われている。その寄付金の名目にお祭りをどう感じているかということが表れている様な気がして、興味がわいた。圧倒的に多いのが「お祝」
 次に「花代」続いて、ごく少ないが「奉納」「御祭礼」「お神酒料」等である。このことからも「宗教行事」から「地域のイベント」と認識が変わってきていることを示しているのではないでしょうか。
 祭りが独立採算制をとり、町会からは一切支出しておらず、寄付金で賄われていることを知らない会員が多いのではないかと危惧します。   


野良猫から地域猫へ

2009年08月14日 | 日記

 先日、町会の区長さんから電話を頂き、その後、資料も届けてもらった。
 内容は「地域猫」についてである。
 「野良猫」の被害は地域で多く耳にするが、町会では今まで野良猫対策は実施してこなかった。町会の区長会での問題提起と相前後して、立川市の8月10日付広報で、今年の7月に出された「立川市猫の飼育・管理に関するガイドライン」~誰もが快適に暮らせるまちを目指して~の紹介があった。
 また、5月10日付広報では地域猫活動をしている方への補助金制度の紹介もあった。

 「地域猫」という言葉を耳にする。「地域猫」とは、特定の所有者(飼い主)がいないで、かつ、その猫が住みつく地域の複数の住民たちの協力によって世話され、また管理されている猫のことである。特定個人や不特定多数によって、ただ餌を与えられるだけの猫は含まれない。
 これに対し、管理責任を持つ者のいない猫は「野良猫」である。

 「野良猫」を「地域猫」にするための活動を、我が町会でも、まず、当面何ができる多、模索していきたいと思う。

 今年も、夏祭りの季節となった。かつては、町会は夏祭りや盆踊り、運動会など町民の親睦や友好活動が中心であったが、これからは、地域の安心安全、環境対策等地域が抱える問題を解決し、住みよい地域環境構築のための社会貢献活動を行い、それに賛同する多くの住民の皆様が得意分野で活躍できるものにしていかなければならないと考えています。


揖保の糸

2009年08月02日 | 日記

 暑い夏、一般的に食欲が無くなり、さっぱりしたものが好まれるが、日常的に冷房の無い生活を送るせいか、夏に食欲が減退するという経験はしたことがない。とわ言っても、やはり、暑い日には、素麺の味はこたえられない。
 素麺も、奈良の三輪素麺、播州の揖保の糸、瀬戸内海の小豆島のそうめんなど、いくつかの特産品、産地がある。
 毎年、知人から播州素麺「揖保の糸」の「ひね」を頂戴する。桐の箱に入った立派なもので、丁度、一夏、家族で食させていただいている。
 「揖保の糸」の揖保とは、揖保川のことであろう。美味い素麺が出来るには、きれいな水と良質の小麦粉・塩が必要である。
 播州地方では、揖保川の水と播磨の小麦、赤穂の塩が昔から有名である。揖保の糸は勿論手延べ素麺であるが、その延し方は縄状に捻りながら延し、寝かした後また延し、寝かせるという作業を繰り返すことにある。その際、表面に油を塗る。「ひね」とは、完成したそうめんを1年寝かせる。特に、梅雨を過ごすことにより油が抜け、麺が発酵することにより、腰ができ食感が良くなるとのこと。
 夏バテ防止のため、ビタミンB群を多く含む豚肉料理ともよく合い、夏の猛暑に打ち勝つには欠かせないものである。