いよいよ大晦日。
今年も例年通り年賀状を本局に出しに行く。去年は日が暮れてからだったが、今年は午前中に出した。
少しは進歩したのか。
今年も追いかけられっぱなし。1年が何と早いことか。
やることが無く、暇を持て余すよりはとも考える。ただ、いろんな人にご迷惑もかけた。年を越しての持ち越しも多い。
午後から、書類の整理を始めた。
1年間全く目を通してない書類のなんと多いことか。
書類の整理には長きに亘り悩んでいる。
本棚を見るとその歴史を示すものが発見された。
最初はファイリングを試みた。日経文庫の野口靖夫著「ファイリングの進め方」。
しかし、どうしても分類できず、どれにファイルしたらよいか悩む書類が出てくる。
丁度その時、中公新書で、野口悠紀雄著『「超」整理法』が出た。ファイリングの問題点を指摘し、紙袋に資料を入れ、使ったり読んだりした資料や書類を左側に入れると言う整理法を用いるようになった。
確かに、よく使う資料や書類は常に左側にあり、使わないものは右側にあるようになる。
しかし、この整理法にも問題が出てきた。1つには、年に1回ぐらいしか見ないが、重要なものが入った紙袋は、紙袋の群れの中に紛れ込み発見が極めて困難な状況となってしまうこと。もう1つは、紙袋の数も多くなりすぎ、混乱してしまい、未整理状況に陥ってしまうこと。
そこで、ファイリングを肯定する人も、否定する人も共に姓が野口なので、両者を折衷することとした。
体系的に分類が容易で、悩むことのないものはファイルし、それ以外のものは袋に入れて縦積みにした。
最初はファイルするほどのこともないもので、時が経過するに従って増えてきた物は改めてファイルを作った。
情報は入手した時には常に新鮮である。
しかし、時間が経つにつれ、使われずに古くなり、腐ってしまう。
資料の整理とは、正に、古くなり、使用に耐えず、腐ってしまったものを捨てることである。
腐った資料を捨てないと、書斎は足の踏み場もなくなり、腐臭に満ちる。我が書斎がその姿である。
年末に整理するものは「超整理法」に従ってできた紙袋の一群である。殆ど捨てる事になる。
きれいに整理できたら、書類棚の写真を公開しよう。今日整理できたものはほんの一部。
年が明ければ、又、忙しくなる。その結果は明白。
今年一年、色々なことがありましたが、充実した一年でした。
これも一重に多くな方々の御かげと感謝で一杯です。来る年もご迷惑をおかけしたり、お世話になると思います。なにとぞ宜しくお願いいたします。
皆様方のご健康とご多幸、ご活躍を心からお祈り申し上げます。良いお年を!