堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

大晦日

2009年12月31日 | 日記

 いよいよ今年も今日で終わり。
 昨年は、忙しくて年賀状を出せなかった。
 今年はその轍を踏まないようにと、決意を固める意味も含めて、年賀状ソフトを早々と購入した。
 しかし、結果的には大晦日の今日、4時過ぎまでかかってしまった。

 毎年、夕陽の富士山を撮っていたが、今年は間に合わず、断念。

 一台のPCがあまりよく動かなくなってしまったので買い換えようかと思ったが、7ではすべてのソフトが動くか不安なので、とりあえず、リカバリーして、もう少し我慢しようと考えた。
 データも溜まって、Cドライブも一杯なので、パーテーションも切りなおそうと思い、暮れから正月の三が日でファイルの整理をしようと思っている。

 茂木健一郎の「脳と仮想」を読んでいるが、次に読もうと思い買って来た、東野圭吾のガリレオシリーズの一冊目を、年賀状のプリントアウト中に読みだしたところ、電気工学科の出身らしい作品であり、非常に面白い。
 この作者のものは一二冊読んだがあまり印象に残っておらず、読む意欲がわかなかったが、考えを改めた。
 シリーズものなので、もう何冊か読んでみたいと思った。
 特に、直木賞の受賞作である「容疑者Xの献身」には興味が湧いた。

      


書き言葉と話し言葉

2009年12月27日 | 日記

 先日、古本屋で茂木健一郎の「脳と仮想」を買ってきた。
 茂木健一郎はNHK「プロフェッショナル」に出演している。以前から、書店の店頭で多くの著作が並んでいるのを見たことがあり、いずれ読んでみようと思っていた。
 この本は小林秀雄賞を受賞している。

 この中に、プラトンの「書き言葉は話し言葉に劣る」という考えが紹介されている。

 


焼き芋

2009年12月25日 | 日記

 昨日、放課後子ども二学期の教室最終日、焼き芋を行う。

 PTAが食品用のドラム缶を入手した。
 放課後子供教室の運営委員長にお願いして、いろいろな用途に使えるようなものを二つ作っていただいた。

 先日、校庭の落ち葉がビニール袋に詰められてゴミ置き場に置いてった物をとっておいて貰って、焼き芋をするこにとした。

 どのような方法で作るか話し合った結果、大鍋を使って、壺焼き風にということで始めた。
 ところが思うように進まず、砂利状の石を入れることとした。
 大分時間がかかりそうなので、も一つのドラム缶で、落ち葉とのこぎり屑を燃やして、薩摩芋をアルミフォイルにくるみ、中に入れ、上からさらに落ち葉を燃やすという方法をたおった。
 こちらの方は、なんとか子ども達が集まり始めたころには出来上がっていた。学童の子供たちにもおすそ分けすることができた。

 子どもたちも思わぬおやつに喜んでい芋を食べた。

 石焼き芋の方がなかなかできないのは、鍋がすっぽりドラム缶の中に入ってしまい、空気の流れができず、火力が弱いことが原因であることに気がつき、途中で、鍋とドラム缶の間に金属のパイプをかませることとした。
 その結果、火力も強くなり、子ども達が帰った後ではあるが、見事に出来上がった。

 試行錯誤の結果ではあるが、ともかくうまくいった。
 次回は、今回の結果を生かしてさらに楽しい焼き芋をと思った。

 薪も用意したが、イベントの残りや、いらなくなった材木と落ち葉、のこぎり屑で用が足り、結局、使わなかった。
 三学期の終わりに、何か、子どもたちの喜びそうなイベントをやりたいものである。

     
         左側が枯葉での焼き芋、右側が石焼き芋


新しい公共・自民参画

2009年12月20日 | 日記

 「新しい公共」という概念が生まれてからもう数年以上経つ。
 立川市が他の市と比べて遅れているのか進んでいるのか、新しい市長になってから進んだのか停滞しているのか、後戻りしたのかは別にして。ここ何年かの経過を踏まえてその在り方を、この制度・システムの理念を踏まえて検証する時期に来ているのではないでしょうか。

 


バスケットボールクリニック

2009年12月13日 | 日記

 立川八中で「ジュニア育成地域推進事業」の一環として、立川市中学生バスケットボールクリニックが開催された。

     

 講師は元プロバスケット選手の外山英明氏。
 外山氏は千葉県敬愛高校でインターハイ、国体に出場、青山大学時代はユニバーシアードにも出場。卒業後は熊谷組に入社、新人王を獲得し、全日本にも選ばれ、アジア選手権などにも出場した。
 1997年に日本人プロ第一号として活躍。
 現在は、バスケットボールカレッジなどで後進の指導にもあったている。また、解説書としても有名。

    

 中学生も著名な講師の指導のもと喜んで汗を流していた。
 これからバスケットボールを続けていく上で大いに得るものが大きかったのではないだろうか。
 国体を目指し、有望な選手が出ることを望む。

 多くの中学校の先生方も参加されていた。指導者にとっても大変に有意義な模様しものではないだろうか。

 立川市ではこのほかの競技でも工夫を凝らして、ジュニア育成の事業が行われている。

     
 


どんど焼の準備

2009年12月10日 | 地域・ボランティア

 来年の1月10日(日)に恒例の「どんど焼」を行う。


 多摩川の河川敷で行うので、官庁への手続きが必要となる。
 よく意味がわからないが、消防署には「消防活動上支障ある行為の届け出書」というのを提出する。届け出の行為の内容は「揚煙行為」ということである。
 勿論、乾燥した状況の中で、河原で、盛大に火を燃やすのであるから、消防署への届け出は当然必要だと思う。子どもの頃、野火をやって怖い思いをした記憶もある。


 ちなみに、東京都では条例で「焚き火」は禁止されている。しかし。「どんど焼」は伝統的な行事として特別に許されている。

 河川敷を使用するので、福生市にある、国土交通省の京浜河川事務所多摩川上流出張所に「河川の一時使用届」を提出する。

 消防署も河川事務所も毎年行っていることなので、短時間で終わることができた。


町会・自治会

2009年12月09日 | 地域・ボランティア

 昨日、町会の三役会を開いた。
 地域の時代と言われて久しい。今、地域を抜きにして様々な社会問題に対応することは困難である。
 しかしながら、地域活動に参加する住民は限られている。旧態依然とした町会や自治会も多い。
 そこからどう脱皮して、時代の要請に応えることのできる組織体を作るかは大きな課題である。
 立川市全体を見ても町会・自治会の組織率は50%前後ではないかと思われる。地域の人間関係が希薄になり、地域コミュニティーが成り立たなくなっている現状をどう打開するか、組織をどう活性化するか。

 震災、風水害等等の被害地で地域コミュニティーが機能している地域では被害を相当程度抑えることに成功している。
 今、町会や自治会が当面強化しなければならないものは、災害対策、犯罪の起こりにくい街づくり、資源のリサイクルをはじめとする環境問題、少子高齢化社会への対応、住民の健康づくり等であろう。

     


遠い接近

2009年12月08日 | 読書

 松本清張の生誕100年を記念して、TVで記念の特番をやっている。
 NHKのBSでも長時間番組を組んでいた。
 ビデオに撮ってあるが、その前に、原作を読もうと思った、「けものみち」は、明確に読んだ記憶がある。
 しかし、「遠い接近」は読んだ記憶がない。早速、古本屋で買ってきた。
 ところが、2~3ページ読んだところで、そのストーリーを思い出した。
 やはり、すでに読んでいたのである。さすがは松本清張だと思った。

 時々、すでに読んだことのある本を買ってきてしまうことがある、特に推理小説はその傾向が多い。
 ところが、2ページか3ページで気がつく本は少ない。
 さすが松本清張と言ったが、それだけ印象に残るだけの内容なのであろう。なんとなく読んだことがあるような気だけして、その内容が最後まで分からない本のほうが多いような気がする。

 蔵書目録と言ってもすでに処分した本が大多数なので、読書録と言ったほうが適当であるが、やはりそこに載っていた。

 生誕100年を機に、読み残している著作を探してみようと思う。すべて読んだ物を記録しているわけではないので、今回の二の舞三の舞をやらかすことになるやもし、それを覚悟で挑戦してみよう。

     


根川周辺散策

2009年12月05日 | 日記

 曇り空で写真を撮るにはあまり条件は良くないが、初冬の雰囲気が出ればと思い、根川周辺の散策に出かけた。

     

 途中、白鷺がいた。
 白鷺には大きく分けて、ダイサギ、チュウサギ、コサギの三種類がいる。
 コサギはくちばしや脚の色で識別できるが、ダイサギとチュウサギの区別は難しい。
 多分、このサギはダイサギだと思う。間違っていたらごめんなさい・・・・

     

 根川緑道を離れ、北に行くと、立川崖線に至る。
 昔、議員時代に、立川崖線の一部を立川市が買い、緑の保全をと訴えたが、その場所が整備され木製の階段が作られている。

       

 その場所に、中野籐吾氏の「川原に かわらなでしこ 咲くもよし 空をうつして 水澄むも よし」という歌碑がある。

 中野籐吾氏は、多くの短歌を詠まれたと同時に、明星大学の教授として、永年教職に就かれていただけでなく、立川の郷土史の語り部としても有名であった。

     

  詳しく調べたわけではないが、多分「柴崎分水」であろうと思われる、水の流れをさかのぼっていくと、「トマソン」とおぼしき物件に突き当たった。
 ドアから入ろうとすれば、用水路をまたがなければならない。
 またいてまたげない幅ではないが、それでも足元がでこぼこで不安定である。
 「トマソン」にしては、やに新しい扉である。とすると、現在も使われているのか。
 不用門なのか、現役の門なのか不明。

     

 帰り道、皇帝ダリアの咲いているお宅があった。
 その巨大さに驚いた。

     

 昨年、私の家の近所でこの花を初めて見た。名前が分からず、気になっていたが、先日、昭和記念公園に「皇帝大リア」が咲いているという内容のHPがあり、該当のページを見てみると、この花であった。

 メキシコ原産で、木立(こだち)ダリアとも言う。
 11月から12月にかけて花を咲かせる。この季節としては珍しい、宿根草である。
 八重咲きもあるそうだが、まだ見たことはない。

     

 


地方議会改革

2009年12月03日 | 地方自治

 新聞を読んでいて「通年国会」という言葉が目にとまった。
 会期末の国会は、政権交代前と何ら変わっていない。
 「日程国会」の問題が底に横たわる。
 国会には「会議不継続の原則」というのがある。つまり、会期中に成立しない法案は、原則として、次の会期に引き継げない、従って、審議中の法案は会期の終了と同時に廃案となる。
 そこで、与党は、法案を通すために、審議を急ぐ。野党は、時間切れを狙って、審議の引き延ばしのばしを図る。結果的には、与党が数にものを言わせて法案の成立を図り、言論の府と言われる国会の機能を果たしえない。これが「日程国会」の現状である。

 この現状を打破するために、会期をなくし、通年国会とすることが、国会改革の第一歩であると言われ、民主党も通年国会の導入を主張してきた。しかし、今国会ではその主張が影をひそめた。

 地方議会においても、議会改革は市民の強い要望として叫ばれている。
 立川市議会においても、その動きが見えたが、今はどうなっているのだろうか。
 市議会のHPを見ても影も形もない。
 おまけに、会議録検索のページは、私のPCの具合が悪いのか、検索不能に陥っている。

 立川市議会は年4回、3の倍数月に開かれる。
 予算・決算の特別委員会は別にして、各常任委員会は、3か月に1度開かれる各定例会に1日開かれるだけである。
 「通年国会」が議論されている中で、3か月に1日しか開かれない委員会で市民生活にかかわる諸問題が十分審議できるのであろうかと疑問に思う。

 来年は市議選もある、市民の負託にこたえ得る議会改革を強く望む。
 多くの課題を抱える議会の改革については、稿を改めて論じたい。

 
    
               立川市の花 こぶし