知人宅で、アールグレーをいただいた。
しばらくぶりの美味しい紅茶。
コーヒー党ではあるが、たまには紅茶もいい。
紅茶もダージリンなどタンニンを多く含む、インド産系のものが好きである。
こう見ると、アールグレーは、私の好みの一番外にあるものである。
紅茶も緑茶も淹れ方ひとつで、全く味は違ってしまう。
紅茶好きで、淹れ方にこだわる方のアールグレーは格別である。
また、体調によっても美味しさは異なる。
少々疲れ気味な昨今、軽くてフルーティーなアールグレーは最高。
余談だが、ワインもタンニンの多い、ボルドーのフルボディーが好み。
アールグレーは中国紅茶であると思っていたが違うらしい。
主に、タンニンの少ない中国茶を使ってはいるが、イギリスで作られたフレイバーテイーであるらしい。
名前の由来は、グレー伯爵が作らせたことが、その名の由来だそうだ。
因みに、アールとは伯爵の意味だそうだ。
純喫茶という言葉はもう死語であろう。
かつて、おいしいコーヒーや紅茶を飲ませてくれ、クラッシック音楽が静かに流れる、心地よい空間があった。
格別旨いウインナコヒーを飲ませる店が国立にあり、わざわざ行ったのも良い思い出。その店はまだあるとの話も聞いた。
当時でも、コーヒーの旨い喫茶店は多かったが、紅茶の店はあまりなかった。
東青梅で、偶然入った喫茶店で飲んだロシアンティーの余りの旨さに、青梅線沿線に用事や仕事で行った折、わざわざ行ったことも記憶にある。
新宿の高野か近所の店かはあまりはっきり覚えていないが、仕事の帰りたまに行った。茶葉も販売しており、買って帰ったことも覚えている。