堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

アボカド

2010年08月11日 | 日記

 近頃、酒の肴にアボカドが登場。
 こくがあるので、刺身感覚で山葵醤油で食べる。
 調理に手がほとんどかからない。皿もいらない。二つに切り、ぐるっと回転させれば、種のある部分とそうでない部分に分かれる。一回に食べるのは半分で済む。種のついたものをラップで包み冷蔵庫に入れる。
 半分のものを二つに切り、四分の一にする。舟形になったものを皮を切らないように包丁を入れる。食べる都度皮から剥がし、山葵醤油につけて食べる。それだけである、実に簡単。(今は昼間、今晩写真に撮り、後日このページン載せるつもり)

 アボガドと思っていたが、アボカドが正解。野菜と思っていたが、かなり大きく育つクスノキ科の木になるので果物。
 脂肪が多いが、不飽和脂肪酸なので安心。カロリーは高いが、夏バテに効きそう。
 ビタミンE、カリウムなどのミネラルも豊富で老化防止にもなる。
 肝機能強化の作用がある物質も含まれているとのこと、酒の肴に最適。

 食べごろより若干緑色がかったものを追熟させたほうが無難。
 おいしいものを選ぶのと食べるタイミングをはかるのは結構難しい。へたの部分から痛み始める。へたにご注目を。
 

 


高齢者不明&無縁社会&孤独死

2010年08月09日 | 日記

 昨日、古本屋の書棚で関西中心に営業活動をしている会社の社員が書いた「死体があった部屋から見えること」という本が目にとまった。
 TVの番組でも、無縁社会の中で生まれたニュービジネスが紹介さてていた。
 この会社も損分野を担う一形態であろう。

 私もかつて、亡くなった親子(共に高齢者)の家の整理について相談されたことがあった。
 特に遺族の方にとって大事なものがあり、それを出してほしいとのこと。
 遺体はすでに警察の死体安置所に運び出されていた。
 雨合羽にゴム長靴、マスクにゴーグル持参で現場に駆け付けた。
 その恰好を見た近所の人々に中に入ることを強く制止された。窓という窓に中が全く見えないほどにハエが密集して止まっていた。
 ドアを開ければそのハエが外に出て衛生上大変なことになるというのが言い分である。
 
たまたま、消毒を専門に行う会社を知っていたので、そこに依頼することとした。

 足立区の事案は、家族の居る自宅で白骨化した死体が発見されたとのこと。その現場の凄惨さを知る私としては、年金詐取という物欲にかられたとは言え、その悪臭に耐え、怨念に曝されて日常生活を送った人の人間性が信じられない。
 勿論、知りえた情報はマスコミ報道を枠の超えず、表面化していない真実は分からないが。

 
 
 
 
 


高齢者不明&無縁社会

2010年08月06日 | 日記

 足立区で都内男性で最高齢の111歳とされる男性が白骨死体で発見された。
 その後、杉並区でも住民票上113歳の女性がやはりゆくへが分かっていないとのことである。 
 それが端緒となって、全国で100歳以上の高齢者の行方不明が相次いで明らかになった。
 行方不明となっている100歳以上の人たちの状況は様々であると思う。
 足立区の例も杉並区の例も詐欺事件が絡んでいて、関係する家族の反社会的行為は許せない。
 足立区の場合は本人が死亡したにもかかわらず死亡届を出さず、年金を不正に受給していたのであるが、杉並区の場合は本人が失踪して生死不明の状況で遺族年金に当たる「扶助料」を受給していたわけである。
 両者は同じように見えるが、その本質はだいぶ違うような気がする。
 足立区の場合は、本人が死亡しているにもかかわらず、その事実を秘匿し、年金を詐取していたものであるのに対し、杉並区の場合は、本人が失踪し、その後、どのようにして生きているのか、どのように死んでいったのか不明である。113歳ということから、生存の確率は極めて低いと思われる。
 ふと無縁社会という言葉が思い出された。
 
 今年初め、NHKで放映され、ネット上でも若い人の間で反響が大きく、再び製作された無縁社会をテーマにした番組を録画しておいた。時間がなく見ていなかったVTRを見た。
 多くの100歳以上の行方不明の報道に接するとき、夫々に、様々な状況にあるのだろうが、無縁社会の表れの一つの側面を見るような気がする。