地元町会の錦六会と町会内にある社会福祉法人至誠学舎立川との合同防災訓練が2月1日行われました。この防災訓練では立川消防署錦町出張所の福富所長以下消防署員の指導、協力のもとに行われました。
訓練参加者は、法人を構成する、至誠学園の園児と職員、老人ホーム・保育園の職員、錦六会の役員と会員ですが、子供たちの参加が目立ったのも目を引いたのも親子で参加した人たちも多かったからでしょう
放課後子ども教室「さんさんクラブ」で顔なじみの子も多くいました。さんさんクラブの副次的効果を感じました。
錦六会と至誠学舎との間では日常的な交流があり「災害活動相互応援協定」が結ばれております。地域力の強化が叫ばれていますが、地域を構成する各団体・組織の有機的連携はその重要な要素ではないでしょうか。その意味で、今回の訓練は更に地域の結びつきを強固なものとすると考えられます。
特に、訓練後行われた錦六会役員と法人関係者との懇談会は有意義であったと考えられます。
訓練の内容は、防災本部がおかれた至誠学園の園庭で行われました。学園内で非常放送、学園職員で構成された誘導員による避難訓練、町会役員と学園職員によるけが人の搬出訓練により、全員園庭に集合しセレモニーを行いました。
防災体験学習として、AEDを使った応急救護訓練、水消火器を使った初期消火訓練、119番通報訓練、起震車による地震時体験、煙探知機の展示、立川市から提供を受けたアルファー米の炊き出し訓練等でした。
起震車は新しいものでした。初代の起震車は「ぐらちゃん」と言いますが、は公募で選ばれた、その名付け親は至誠学園の園児であったというエピソードを、懇談会の席で法人の職員から聞きました。
錦六会における「自主防災組織」も防災訓練を通し、更に充実していかなければと痛感しました。
特に、組織・防災マニュアル・防災機材党に整備、充実です。
帰宅後、立川市の防災に関する基本的な情報を得ようと、立川市のHPを見ましたが、皆無に等しいものでした。私の見方が悪かったのであれば、HPの作り方に問題があるのでしょう。
参考に、三鷹市、府中市のHPを見ましたが、親切・丁寧に作られていました。
立川市は防災という言葉を減災と言い換えていますが、減災を真剣に考えるならば充実した情報の提供を望みます。
付言すれば、防災会議の会議録がHPにありましたが、会議の内容を全く理解できませんでした。立川市の情報提供の貧弱さを感じざるを得ません。
詳しい防災訓練の様子は錦青少健のホームページhttp://www.nisiki.sakura.ne.jp/index.htmlをご覧ください。