人間国宝、野村万作が演じる「月見座頭」。
息子の萬斎・孫の裕基が演じる「業平餅」。
三世代が出演する「狂言の世界へ」。
野村萬斎の「月見座頭」「業平餅」約30分の解説後、
「月見座頭」が始まりました。
万作がコツコツと(いい響き)杖を突いて登場し、
名月の夜、虫の音に聞き惚れるている所に、
やってきた一人の男と意気投合し、歌を詠み、酒宴を楽しみ、
ほろ酔い気分で2人は機嫌よく別れましたが、
突然、男が別人をよそおって引き返し、座頭を突き倒し、
なじり立ち去ります。
人間の心の底に潜む、善と悪の二面性が盛り込まれた狂言。
89歳とは思えぬ万作の演技に魅了されました。
「業平餅」
美男で色男の業平が参詣の途中、餅屋に入るがお足(お金)がなくて食べられない。
餅屋にお足と言われ、業平が「お足はここにある」と両足を出して笑わせる。
餅屋の娘を娶る代わりに、お餅にありつけた業平でしたが、
娘の顔を見て「めっちゃブザイク」に驚き、
傘持ちに押し付けるが、ブザイク顔を見て断られる。
会話のやり取りが面白く笑えた「業平餅」でした。
狂言は歌舞伎と違い素顔で演じ、舞台は金屏風と、
丈の低い松の木があるだけで、華やかさはありませんが、
その分、会話・顔の表情・しぐさ等、身体全体で表現する姿が、
すごくよく伝わってきた、感動の狂言でした。
当社のHPはこちらです
http://kosei-hs.jp/index.html
息子の萬斎・孫の裕基が演じる「業平餅」。
三世代が出演する「狂言の世界へ」。
野村萬斎の「月見座頭」「業平餅」約30分の解説後、
「月見座頭」が始まりました。
万作がコツコツと(いい響き)杖を突いて登場し、
名月の夜、虫の音に聞き惚れるている所に、
やってきた一人の男と意気投合し、歌を詠み、酒宴を楽しみ、
ほろ酔い気分で2人は機嫌よく別れましたが、
突然、男が別人をよそおって引き返し、座頭を突き倒し、
なじり立ち去ります。
人間の心の底に潜む、善と悪の二面性が盛り込まれた狂言。
89歳とは思えぬ万作の演技に魅了されました。
「業平餅」
美男で色男の業平が参詣の途中、餅屋に入るがお足(お金)がなくて食べられない。
餅屋にお足と言われ、業平が「お足はここにある」と両足を出して笑わせる。
餅屋の娘を娶る代わりに、お餅にありつけた業平でしたが、
娘の顔を見て「めっちゃブザイク」に驚き、
傘持ちに押し付けるが、ブザイク顔を見て断られる。
会話のやり取りが面白く笑えた「業平餅」でした。
狂言は歌舞伎と違い素顔で演じ、舞台は金屏風と、
丈の低い松の木があるだけで、華やかさはありませんが、
その分、会話・顔の表情・しぐさ等、身体全体で表現する姿が、
すごくよく伝わってきた、感動の狂言でした。
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