国際政治というものは、ベトナム戦争でも解ってることだろうが、現場の最前線では激しい殺し合いを続けておっても、上層部の連中は、仲良く酒を酌み交わしておったりする。
おなじ武器・弾薬の売人から、違うルートで仕入れておったり、そこに商機があるかぎり、単純なお子ちゃまの喧嘩のようにはならない。
そういった現実を知っておらなければ、現場の状況だけで一喜一憂する茹でダコに成り果てる。
首脳どうしのリップ・サービスで、多くの市民が死んでしまうことだってよくあることだ。
そういう阿呆なことのない世の中になって欲しいとは想うが、奴隷に甘んじてる国民は、自粛の良い子ゴッコで茹でダコだ。
性善説で生きて居ると、すでに現代社会では喰われて終わる。
SARSでもMARSでも、HIVでも、ワクチンを作れていない。
ワザと作れないように開発した人工のウイルスだから、人工ウイルス開発者しか、それは難しい。
今回の新型肺炎コロナ、これも同じことだ。
また放置して、ワクチンは作らないだろう。
なぜ? 世界の覇権の交代劇を完結するために、だ。
ドル基軸通貨の廃止と、アメリカの世界覇権の終焉。
トランプ自身が、そのために大統領になってる。
まだ解ってないお馬鹿は、どうしようもない阿呆だから、黙っておれ。
コロナ感染者の数は、東京はグッと減ったと報道してるが、分母が50だの70だのと少ない訳だから、それを超える感染者は出ないだろう。
多くとも500人くらいしか、いままで一日に検査をしてこなかった。
最初から言って居るがデタラメもいいとこで、3月ですら肺炎やら病死した遺体の検査すらしなかった。
病死による死者数は3月が飛びぬけて多かったが、検査を拒んでおった訳だから、コロナとは無関係になってる。
それでも例年のインフルエンザの死者数よりも一桁少ない。
現実だけ見れば、4月はピーク・アウト、そこで緊急事態宣言を安倍は出した。
国民も一緒になって騙されて、良い子良い子の自粛ゴッコ。
答えの見えてる騒動にも、こんだけ阿呆な国民が、善良なる庶民を気取って暮らしてる。
経済被害を拡大させたのは、善良なる間抜けな庶民の皆様方、自業自得で誰にも文句は言えんだろう。
国家が傾いて滅んだとしても、俺はこの風土を愛して生き残る。
可愛い子供たちの未来に、おかしな連中の禍根を残さす訳には、いかんのだよ。
昨日は、昭和の初期に建った古いアパート群5棟を新たに管理することになり、現場で鍵の破壊や交換作業で3時間いじょう、蒸し暑いなかで立ち会ってきた。
その後もゴミ満載の部屋が2部屋、床は抜け落ち、壁や窓枠もずれ落ち、すきま風が入ってる部屋の処置や、共用トイレに共用炊事場という、タイムスリップしたアパートで一日が終わってしまった。
事実は小説よりも奇なりを地で行くような惨憺たる現場で、中庭はジャングル状態、言葉では表せないような惨状をどこからどう変えて行くのか? 汗だくになって考えておった。
入居者の多くは生活保護世帯、高齢なオヤジばかりで、ガラの悪いのばかりがゾロゾロと8人は出て来て、いちいち説明をして挨拶をするのだけでも、疲れ果てたわいな。
まだ倍の人数はおるだろう。
袋叩きにでもしてやろうと、待っておったような連中だったが、角刈り頭で、派手な開襟シャツ、真っ黒に焼けた山馬鹿がひょうひょうと登場したもんだから、ひとりひとり萎れた水菜のような受け答えになり・・・ま~ま~、悪いようにはせんから、言うことを聞けや! 仲良くするしか方法はないんやで・・・で、収めてきた。
話してるうちに涙ぐんでくるオヤジまでいて・・・滞納を正当化するんじゃ~ね~ぞ・・・肩は叩いてやったが、山オヤジの力はチョイと強かったようで、ヘナヘナしておった。
威嚇してきた弱い奴らも、みな社会では守ってやらんとならん。
奥山で出会う獣もそうだ。
みな必死に身を守ろうとしてるだけで、好きで威嚇してるわけじゃ~ね~。
そうして世間様の好・不景気には関係のない大きな仕事は、こういう他人のやらない汚れ仕事から始まる。
昭和の地上げ屋は、こうやって関わる全てを未知の魅力で取り込んで行く。
じっさいに、俺が日常に背負ってる者らは、未知なる多さだろう。
まとまって仕上がった土地は、お洒落なデべに高く卸して、素敵なマンションやビルに変わって行く。
乱暴なだけのヤサグレでは、信用などされはしないし、悲惨な被害者が出るのが関の山だ。
最初から堂々と、笑って関わって行く仕事こそ、営業とも言う。
こういう野蛮で野放図な生き方を60年以上も続けてきてると、仕事でも、遊びでも、ヤンチャな反社会勢力を使って邪魔をしてくる、その依頼人は素敵でお洒落な連中もいろいろとおったが、名前を出したら困る連中も多いんだろうが、寄越したお兄ちゃん連中はみな、ことごとく俺の魅力に憑りつかれて、俺の野暮用で動いてくれるようなことになっておったが、いまでは最初から寄り付いては来なくなった。
ちょっと、寂しいね~。
孤児やら、片親、差別される環境で生まれ育った連中でも、普通に可愛がってやってるのを見ると、イキがって恫喝に生きてる若者でも、胸に刺さるものがあるんだろう。
・・・俺も、そうだったよ、まともに生きて欲しいよ! 小遣いまで置いてゆくヤンチャなお兄ちゃんもいた。
今朝もはよから、また蒲田に行ってくるわさ。
明日は、俺の天気図だと、お日様の見える山もある。