90歳前の高齢で、脳梗塞で倒れ、その後は寝たきりで脳の4分の3は眠ったまんまで、施設に入っておられたお婆さんが亡くなられ、葬儀場に移されたと聞いて出向いて来た。
医療や対応に関しては、子供さんたちで進めておられたから、俺はいっさい関わらなかったが、頼り無い受身の貴方任せになっていたのは確かだった。
いつもの山にも登れる仕事の恰好で、スニーカーで出掛けて来た。
昭和の初め頃から都内の土地をたくさん所有されておられた一族で、それぞれ家庭を持たれている子供さんたちの仲が、いま一つギクシャクされておったので、成年後見人弁護士を裁判所経由でつけて、あちこちの賃貸物件の対応をお願いしていた訳だ。
当社がその管理業務はやらせてもらっていて、何十年ものお付き合いになる。
子供さんたちだけが集まられるというので、多忙な弁護士からの依頼で、その場に立ち会うことになった。
葬儀・火葬・その後のことなどをアドバイスしながら決め、最初はギスギスしていた話し合いも、最後は皆さんでお母さんのところに行き、ご挨拶ということになった。
まあ、色んなことがあったが、故人をスムーズに送ることを優先した。
俺の一存で、せめて女と生き抜いて来られたお婆さんには、薄いお化粧くらいはしてあげてと、費用は俺が出して差し上げても良いからと、弁護士にもお願いしておいた。
穏やかな死に顔だった。
敗戦後の昭和の時代ならではの、鷹揚な賃貸大家業というものを、ドラマチックに生きられた人だった。
当時の鷹揚という行為は、現代では いい加減・曖昧 そういうことになってしまう。
どっちが良いのか悪いのか、俺にはナンとも言えない思いがある。
ただ生きた時代が変わって行くのなら、合わせることも必要になる、そういうことだろう。
他の不動産屋がみな尻込みするような管理物件ばかり、入居者の生活指導までやってる俺には、亡骸に手を合わせるだけのことだった。
その後はあちこちの相続不動産についてのお話もしておいた。
告別式・火葬時には皆さんを当社のワンボックスでお送りして同行することにした。
年中、こういうことが起こっているが、昭和の東京の大地主の、質素な最期を見ていると、気分は良かった。
投資だの運用だのと金儲けだけで、入居者との関わり合いなど一切しない現代の大家は、ハリボテの薄っぺらい猿だ。
金出して管理も解決して、ナニもしない投資や運用なんて、滅んで行き詰まってしまえば良いとすら思うよ。
人間が社会で生きる自己責任は、金では解決など出来ないのが本当だ。
北朝鮮からミサイルが飛来する時は、アメリカから防衛軍備を売りつけられている時だと相場は決まってる。
こういうオレオレ詐欺を政府がやっているからこそ、社会でも真似をしてオレオレ詐欺で老人が騙されてる。
上が阿呆だから下も阿呆になり、国家としての威厳も糞もなくなってしまってるのは、植民地のまんまの姿。
そもそも和平など無視して平和の為にも動かず、あくまでもウクライナに武器を売り続け、NATOにも軍備を買わせて、ただ煽り上げるだけの世界覇権国アメリカの本当の姿が世界中で丸見えになってしまった。
じきに西欧の国々もアメリカから離れ、ロシア・中国の側と直接ドルを使わない交易が始まってウクライナ紛争も終わりになるだろう。
米英は必死に欧州の王族たちやバチカンと古臭い共闘を組んで対抗しようとするんだろうが、西暦という物語も終わりにしてしまえばエエのんさ。
太陽や星、山や海を信仰していた古代の人類に戻ればエエのんさ。
俺は、すでにそう生きて来た。
その前に、断末魔のバイデンアメリカが悪魔な資本家たちに操られ、花火を打ち上げることくらいしか残されてない。
そもそもウクライナに提供しているアメリカの軍備が、対ロシア戦で役に立ってないと言うのに、完敗しているというのに、日本はま~だロシア・中国への防衛手段だと言ってガラクタを買わされているが、正気の沙汰か?
とっととロシアや中国とも仲良くやればエエがな。
そこではキチンと自己主張もしなければいけないが、自作自演内弁慶の日本のエリート猿の群れに、それが出来るのかどうか・・・。
ここは、大笑いするとこだ。
反ワクチンをうたう政党や宗教団体が盛んに蠢いているが、大きくなり過ぎたり、相続で揉めたり、内紛を抱えてくると、そこから脱退する者らを絡めとる別動隊が組織され、優しさ鷹揚さを売りにして、逃げ出す信者や内部の不平不満の受け皿として、怪しく動いているだけのお仲間に過ぎない。
こういう幼稚な動きでも、引っ掛かってしまってる猿はいつの時代も多いんだよな~。
しょせんはオレオレ詐欺とおなじで、性格・性癖の歪みを突かれて何度でも手を替え品を変え狙われているだけ。
お気をつけ、遊ばせ。
この国の大メディアや広告代理店の酷い煽動や洗脳のやり口は、30数年前の不動産バブル時から呆れ返っておったもんだったが、自民党の主要派閥の公設秘書連中は、みんな周知の事実ではあった。
政治家ですら、追い詰められて破綻させられる、そんなことは日常の話だった。
選挙の集計の仕方やおかしさにしても、昭和の時代からすでに公然の秘密でもあった。
日本のことなのに、日本人が自由には出来ない、変な国だよ。
いまさらね、コロナワクチンの強制で不信感を持ってもね、もっと色んなことが社会には仕掛けられたまんまだ。
命に関わる話でも、皆さんはみんなで被害者になれば怖くない? 呑気なもんさ。
それは感染症や病に罹ってから、各自の身体で起こってくる未知の病の話でもある。
我々のように政府などハナから信用してない者は、距離を置いて様子を眺めているようなもんだ。
幸せボケ、平和ボケ、小さな家庭ボケに、みみっち~人生ゴッコボケ・・・ボケてる暇はないくらいに、俺なんかは蠢き回っておるわいな。
そういう状況に、日本は置かれている。
AI・ロボットは現代社会のネット情報などでは大活躍をしている最中だが、事件や事故の第一報をコンピュータが感知すると、即座に世界中の言語に翻訳して、それぞれの地域で人間の発信のような文言を配信するようなことくらいは、すでに日常のことになっている。
株や為替や商品市場でもAIが人間のスピードをはるかに超える速度で取引をしているのは、以前からだ。
皆さんが日常に接している媒体の多くに、そんな人間のフリをしたAI・ロボットが、あちこちに配置されて大活躍をしている訳だ。
女のフリをしたAI、老人のフリをしたAI、子供のフリをしたAI、被害者のフリをしたAI、いろんなAI・ロボットがすでに報道の媒体に見え隠れして活動している。
人工知能とか、AIとかの限界ははっきりしているが、それでも人間だと思って感動していたり、心を動かされて反応している生身の人間が多いのには、笑うしかない。
そこのあんたのことだよ。
大笑いだ。
金(ゴールド)は、土壌がために入ってるから、急落暴落したって短期も売らないよ。
もっと上に行くための、いつものふるい落としが続いてるだけ。
今週末は、また眺めの良い高い山に、亡くなったお婆さんの想いを背負って登り、天に還してくるわいな。
一年中、そんなことばかりやっている。