新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

新潟の探鳥地 粟島  2013年の2  

2015-04-08 04:47:50 | 新潟の探鳥地
 「新潟の探鳥地 粟島 2013年の1」の続編です.

キマユホオジロ 学名・Emberiza chrysophrys 英名・Yellow-browed Bunting
キマユホオジロは,1981年5月に粟島で観察したのが初めてで,その時から実に32年ぶりの出会いでした.
撮影日時 2013.05.10


シロハラホオジロ 学名・Emberiza tristrami 英名・Trisram's Bunting
シロハラホオジロは,初めての撮影でした.畑に捨てられたゴミの山のそばで,草の種子をついばんでいたのですが,ゴミの写り込みを避けるのに苦労しました.
撮影日時 2013.05.10


マミジロタヒバリ 学名・Anthus richardi 英名・Richrd's Pipit
マミジロタヒバリは,以前,新潟市でそれらしい姿を見,鳴き声も聞いたのですが確認できませんでした.この年の粟島でもそれらしい姿を見,声も聞いたのですが,どうしても識別可能な写真が撮れませんでした.当初,2泊3日の予定で島に渡ったのですが,この鳥のために1泊延長しました.写真としては見苦しいものですが,私としては,執念が実った思い出深いものです.
撮影日時 2013.05.12


マミジロタヒバリ


マミジロタヒバリ


ムネアカタヒバリ 学名・Anthus cervinus 英名・Red-Throated Pipit
ムネアカタヒバリは,数十年前に粟島で夏羽の写真を撮影しています.この時期,ムネアカタヒバリは夏羽に変わっているものだとの思い込みにとらわれ,ムネアカタヒバリと識別するのに時間がかかりました.本当に思い込みは危険です.
撮影日時 2013.05.11


 これらの写真は,撮影当時,よく撮れたと満足したものでした.(良くではなく,能くということです).しかし,何回か見直すうちに,ああすればよかった,こうすればもっとよかったと,後悔の念が湧き上がってきます.その時は,その時にできる最大の努力をしたつもりなのですが,本当にその鳥を撮ったといえるのはまだまだ先のことになりそうです.少しでも無念の思いが残らないよう,今年の粟島に望むつもりです.鳥さんたち,お願いですから私のわがままを少しでよいので聞き届けてください.できれば,いっぱい,いっぱい,聞いてください.
 明日からまた,青森へ出稼ぎアルバイトです.ブログの更新はしばらくお休みします.青森でよい出会いがあったら,帰宅後にご紹介します.