新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

キマユホオジロ

2014-12-24 16:52:24 | ホオジロ科
 キマユホオジロ 学名 Emberiza chrysophrys 英名 Yellow-browed bunting
 キマユホオジロは,新潟県では数の少ない旅鳥です.粟島では,観察される機会が多いようです.畑や林縁などの草むらの地上で採餌しています.驚くと木の上に飛び上がります.黄色の眉班が特徴的です.

 キマユホオジロ・♂ 粟島・内浦の畑で餌を探していたキマユホオジロです.ここで紹介する画像3枚は,すべて同一個体です.
撮影日時 2013.05.10 撮影場所 新潟県・粟島


 キマユホオジロ・♂
撮影日時 2013.05.10 撮影場所 新潟県・粟島


 キマユホオジロ・♂
撮影日時 2013.05.10 撮影場所 新潟県・粟島




新潟のシギ・ウズラシギ

2014-12-24 10:10:55 | シギ科
 ウズラシギ 学名 Calidris acuminata 英名 Sharp-tailed sandpiper
 ウズラシギは,新潟県では数の少ない旅鳥です.春,田植え後の水田で,単独か数羽の群れで観察されることが多いようです.中型のシギで,頭の上の赤茶色が特徴です.

 ウズラシギ・夏羽.このウズラシギは,ムナグロの群れに1羽で入っていました.
撮影日時 2011.05.16 撮影場所 新潟県新潟市


 ウズラシギ・夏羽.左の2羽は,キアシシギです.
撮影日時 2012.05.13 撮影場所 新潟県新潟市 


 ウズラシギの飛翔.
撮影日時 2012.05.13 撮影場所 新潟県新潟市


 ウズラシギ・夏羽.
撮影日時 2012.05.16 撮影場所 新潟県新潟市


 ウズラシギ・夏羽. 
撮影日時 2012.05.16 撮影場所 新潟県新潟市


 ウズラシギ・夏羽.2羽で採餌していました.
撮影日時 2012.05.16 撮影場所 新潟県新潟市


新潟のシギ・キアシシギ

2014-12-22 11:41:53 | シギ科
 キアシシギ 学名 Heteroscelus brevipes 英名 Grey-tailed Tattler
 キアシシギは,新潟県では旅鳥です.海辺や河口,水田などで普通に観察される中型のシギです.これといって特徴がないのが特徴といわれますが,黄色い足は十分すぎるほど特徴的です.

 キアシシギの幼鳥です.幼鳥の上面には,小さな白斑があります.
撮影日時 2009.09.30 撮影場所 新潟県新潟市 


 キアシシギの頭掻きです.キアシシギは,「直接頭掻き」をします.上と同一個体です.
撮影日時 2009.09.30 撮影場所 新潟県新潟市


 「伸び」をするキアシシギの成鳥・夏羽.
撮影日時 2010.08.05 撮影場所 新潟県新潟市


 キアシシギ・成鳥の夏羽.キアシシギは,よく岩の上やテトラポットの上で採餌したり,休息しています.
撮影日時 2011.07.26 撮影場所 新潟県新潟市 


 走るキアシシギ・成鳥.夏羽.
撮影日時 2011.09.06 撮影場所 新潟県新潟市


 走りながら翼を広げたキアシシギ・成鳥.上と同一個体です.
撮影日時 2011.09.06 撮影場所 新潟県新潟市


 飛ぶキアシシギ.
撮影日時 2012.09.14 撮影場所 新潟県新潟市


 飛ぶキアシシギ.
撮影日時 2012.09.15 撮影場所 新潟県新潟市

新潟のシギ・キリアイ

2014-12-21 15:40:10 | シギ科
 キリアイ 学名 Limicola falcinellus 英名 Broad-billed Sandpiper
 キリアイは,新潟県では数の少ない旅鳥です.秋に,幼鳥が記録されることが多いようです.嘴の形が特徴的で,根元が太く,先端が少し下に曲がっています.

 キリアイの幼鳥.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


 キリアイの幼鳥.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


 キリアイの幼鳥.「伸び」が終わり,翼をたたむところです.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市 


 キリアイの幼鳥.「片側伸び」.気持ちよさそうに伸びています.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市 


 キリアイの幼鳥.羽繕い中のワン・シーンです.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


 キリアイの幼鳥.頭掻き.キリアイは,「直接頭掻き」をします.
撮影日時 2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市


 キリアイの幼鳥.採餌中にハマシギが近寄ると,驚いたのか,威嚇のためか,両翼を高く上げました.
撮影日時 2013.09.19 撮影場所 新潟県新潟市


新潟のシギ・コアオアシシギ

2014-12-21 09:43:28 | シギ科
 コアオアシシギ 学名 Tringa stagnatilis 英名 Marsh Sandpiper
 コアオアシシギは,新潟県では数の少ない旅鳥です.淡水を好むシギで,田植え前後の水田などで観察されます.アオアシシギに似ていますが,ずっと小さいです.嘴が細くて長く,足も長いです.セイタカシギに似たスタイルで,長い間,憧れの野鳥でした.

 コアオアシシギの夏羽.
撮影日時 2013.05.01 撮影場所 新潟県新潟市


 コアオアシシギ・夏羽
撮影日時 2013.05.01 撮影場所 新潟県新潟市


 コアオアシシギ・幼鳥.第1回冬羽に換羽中です.
撮影日時 2013.09.19 撮影場所 新潟県新潟市


 コアオアシシギ・幼鳥.上の写真と同一個体です.
撮影場所 2013.09.19 撮影場所 新潟県新潟市

ミサゴ・飛びながら水を切る

2014-12-20 08:40:48 | ミサゴ科
 ミサゴ 学名 Pandion haliaetus 英名 Osprey
 雪の晴れ間を見て,小さな漁港へ.はるか遠くで,ミサゴがホバリングと急降下を繰り返している.間に合うかと,小走りで近寄ったが,姿が見えなくなった.後は,頭上を飛んでいくのを期待するしかない.しばらくすると,ミサゴがこちらに向かって飛んで来る.小さいが魚をつかんでいる.狩が成功したのだ.どんどん近寄って来て,ファインダー越しに目が見える.その時,飛びながら身震いして,濡れた羽の水を切った.連写.

魚をつかんで飛ぶミサゴ.
撮影日時 2014.12.16 撮影場所 新潟県新潟市


 飛びながら身震いして水を切るミサゴ.頭も振っている.
撮影日時 2014.12.16 撮影場所 新潟県新潟市

 

撮影日時 2014.12.16 撮影場所 新潟県新潟市 


撮影日時 2014.12.16 撮影場所 新潟県新潟市 



新潟のシギ・オバシギ

2014-12-19 15:31:09 | シギ科
 オバシギ Calidris tenuirostris 英名 Great Knot
 オバシギは,新潟県では旅鳥です.単独か数羽の群れで行動し,海辺や河口で観察されます.

 オバシギの夏羽.
撮影日時 2011.08.06 撮影場所 新潟県新潟市


 オバシギ・夏羽の飛翔.
撮影日時 2011.06.09 撮影場所 新潟県新潟市


 オバシギの幼鳥.
撮影日時 2009.08.16 撮影場所 新潟県新潟市

 

 オバシギ・幼鳥の「片側伸び」
撮影日時 2009.08.16 撮影場所 新潟県新潟市


 オバシギ・幼鳥の嘴反らし.
撮影日時 2009.08.16 撮影場所 新潟県新潟市


 オバシギ・幼鳥の頭掻き.オバシギは,「直接頭掻き」をします.
撮影日時 2009.08.16 撮影場所 新潟県新潟市


 オバシギ・幼鳥.第1回冬羽に換羽中です.
撮影日時2013.09.18 撮影場所 新潟県新潟市 




 

新潟のシギ・オオハシシギ

2014-12-18 16:28:52 | シギ科
 オオハシシギ 学名 Limnodromus scolopaceus 英名 Long-billed Dowitcher
 オオハシシギは,新潟県では稀な旅鳥,または冬鳥と見られます.福島潟の蓮池で観察できました.夏羽ですが,赤褐色味が薄いので,若い個体かも知れません.

 蓮池で餌を探すオオハシシギ. 
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 長い嘴が特徴的です.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 嘴を泥中深く差し込んで餌を探します.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

 

 足は,黄緑色をしています.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟



 「伸び」をしましたが,決定的な瞬間を逃してしまいました.それでも初列風切と尾羽の模様は撮ることができました.
撮影日時 2012.05.01 撮影場所 新潟県新潟市・福島潟

新潟のシギ・タシギ

2014-12-18 11:28:23 | シギ科
 タシギ 学名・Gallinago gallinago 英名・Common Snipe
 タシギは,新潟県では冬鳥です.水田や河川,湖沼などの水辺で観察されます.1羽か数羽で見ることが多いのですが,時には30羽以上の群れでひしめき合っていることもあります.稲や草の株元にうずくまっていると,なかなか見つけ出すことができません.「ジェッ」と鳴き,飛び立ってようやく「ここにいたのか」と気づくことが多いです.

 雪の水田に群れるタシギ.
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 「伸び」をするタシギ.次列風切の先端が白いのがタシギの識別ポイントのひとつです.
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの争い.右側のタシギが胸を反らし,直立姿勢でほかのタシギに近寄ります.対する左側のタシギも同じような姿勢をとります.右側のタシギがさらに近寄ると,左側のタシギが普通の姿勢に戻り,その場から逃げ出しました.嘴が触れ合っているように見えますが,直接的な接触はありませんでした.2羽の背の色に違いがあるのは,性差または年齢差によるものでしょうか?
撮影日時 2010.01.16 撮影場所 新潟県新潟市


 尾羽を開くタシギ.タシギの尾羽は,普通14枚だそうです.
撮影日時 2010.01.18 撮影場所 新潟県新潟市


 水田でひしめき合うタシギの群れ.
撮影日時 2010.01.31 撮影場所 新潟県新潟市


 雪の上のタシギ.雪の上では,保護色も役に立ちません.
撮影日時 2010.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの背面.嘴が細く,長いです.タシギは,ジシギ類の中で,一番嘴が長く見えます.
撮影日時 2010.02.20 撮影場所 新潟県新潟市


 タシギの飛翔.
撮影日時 2011.05.04 撮影場所 新潟県新潟市



 

新潟のシギ・オオジシギ

2014-12-17 15:20:40 | シギ科
 オオジシギ 学名・Gallinago hardwickii 英名・Latham's Snipe
 オオジシギは,新潟県では主に旅鳥ですが,繁殖の記録もあります.渡りの時期に水田,湖沼,蓮田などで観察されます.ジシギ類の中では一番大きく,ドッシリとして見えます.
 

 休耕田脇の農道にたたずむオオジシギ.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 尾羽を広げるオオジシギ.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 耳羽を広げるオオジシギ.警戒し,耳をそばだてている姿です.
撮影日時 2010.08.25 撮影場所 新潟県新潟市


 繁殖地でのオオジシギ.
撮影日時 2014.06.14 撮影場所 北海道・野付半島


 繁殖地でのオオジシギ.
撮影日時 2014.06.14 撮影場所 北海道・野付半島