悠久の時の流れの中で
いまという瞬間
幾多の魂があまりの辛さに 苦しさに 寂しさに 切なさに
人知れず涙を流していることだろう
そう 唇をかみしめ わなわな震わせ いまを味わいつくす
そして決断し 静かに手放す
ふと空を見上げれば そこに かすかな光が
いつでも どこでも 微笑んでいる
また歩き始めるのだ
永遠という終わりのない旅が定めなのだとしたら
泣いて 笑って ありとあらゆる奇跡を体験をして
なにもかもが不思議で奇跡なのだから
いま この瞬間は奇跡といういのちの顕れなのだから
こころの奥ふかく耳傾けて聴き入れば
かすかに聞こえてくる
ぼくの魂の歌が
それぞれの魂の歌が出会いつづれ織りのように新しい旋律を奏でていく
おまけの不思議な(?)いのちちゃん
もう何週間前であろうか 居間の炬燵で寝ていたら夜中に隣の台所で
カサッという音がする つ、ついに亀んちにもこの世でないものが現れたかと
身構える その夜はそれっきり だが次の夜もその次の夜もカサッと音がする
びびりの亀なのだが正体をつきとめてやろうとそ~っと台所に近づいてみた
すると、突然鍋の蓋がひっくりかえりなにかがダダダと走りさった
よほどあわてていたのだろうかガラス戸にがしゃんとぶつかりいなくなった
亀はなんだか可笑しくなり大笑いしてしまった
お化けだったらいくらなんでもガラス戸にぶつかったりはしないだろう
よ~し こうなったら決定的証拠写真を撮ってやろうとカメラを手元に置いていた
それから何日かして撮れた一連の写真がこれだ ご覧あれ
亀思うのだがフラッシュたかれて10枚も写真に撮られるイタチってどうなのよ
ん?こんな汚い台所もどうなのよ だって? そ、そうだね~~
いまでも毎日来て砂糖入れの蓋あけて食べている
蓋を閉めても閉めても開けている 食べた後はちゃんと閉めてもらいたいものだ
昨日はためしに輪ゴムをしてみたらさすがに開けられなかったみたいで
そのかわりに今日の分にとっておいた煮物の厚揚げがなくなっていた
いたち君が虫歯になってもいけないのでそろそろ 亀が酔っ払ってよろめいて
割ったガラス戸をなんとかしようと思っている む~~~~ん