人は
人の心は
どこかで
たゆとうているので
その 孤独と愛を 伝えようとするとき
どんな風に伝えるかはそれぞれなので
それぞれの孤独と愛は
錯綜しながら伝えられる
亀の孤独と愛は
おバカとして 伝えられる
というか おバカとして届いてほしいと願っている
亀の表現するおバカの中に
孤独と愛が込められている
だれとも分かち合うことの出来ない孤独
だれとも分かち合いたい愛が
込められている
孤独のそばに 寄り添いながら
亀は 孤独でいる自分を抱きしめる
それは なにかに絶望しながらも
それでも 生きていこうとする意志である
自分に絶望し 人に絶望し 命に絶望し
過去に絶望し 今に絶望し 未来に絶望し
それでも それでも 今という幻想を生きていく
どんな真理もどんな事実も
それは 自分という幻の写し鏡
光は闇とともにあり
善悪はこの世でのスパイスとなる
漂う意識は 漂う思いは
どんな事実も
どんな真実も
ただ 受け容れていく 溶け込んでいく
(神もどきちゃん) 亀ちゃん! はいりこんでるとこなんだけど
わたし お腹すいちゃったんだけど
(ちゃらんぽらん亀) ん?
(神) ほら あそこの店 美味いって評判なのよ 連れてってよ
(亀) 今日じゃなくちゃだめか? い、いま忙しいんだけど
(神) ふふ 亀ちゃん! いついくの?
(亀) い、いまでしょ!
と いうことで 今日は おしま~~~~い



(神) 亀ちゃん 夕焼けきれいね~
(亀) ほんとだね きれいだね~~
(神) 亀ちゃん!
(亀) ん?
(神) 今夜 わたしのこと 欲しい?
(亀) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぜ、全体的にゆるくなってしまったこと
心よりお詫び申し上げます