何かのためではなく
何かのためでないのでもなく
さすらう魂の調べを
さすらう心の 思いの 気持ちの 調べを
その旋律をほんのちょっとだけ
奏でたいと思う時がある
とても恥ずかしいので
自分の内でだけ奏でることが多い
生きていることは現実で事実だけど
命はどこまでも神秘
たどってもたどっても創造の源にたどりつかないし
自分自身にもたどりつかない
それでもぼくは生きていく
自分の存在証明も 創造主の存在証明もかなわないけど
命の神秘のただなかで
今日も 漂い まどろんでいる
(神もどきちゃん) 亀ちゃん!
(ちゃらんぽらん亀) な、なんだよ いきなり
(神) 漂ったり まどろんだりしている場合じゃないでしょ!
(亀) な、なんだっていうんだ
(神) 生活不活発病による 意欲 体力の低下
加齢による命全般に関わる低下が著しいでしょ
ここは抗う場面でしょ
夢の中で若い子といちゃついてる場合ではないでしょ
意識して気合いれて生きる場面でしょ
(くろっぺ) そうだよ そうだよ
(亀) くろっぺ! よ~くおきき
ここにペンがある
(くろっぺ) うん
(亀) そして リンゴがある
(くろっぺ) うん
(亀) その心は
(くろっぺ) え~と え~と
(亀) そしてパイナップルもある その心は?
(くろっぺ) ピコ太郎!
(亀) そして みかんもある その心は?
(くろっぺ) う~ん う~ん え~と え~と
(亀) その心は
(くろっぺ) その心は?
(亀) ピコ太郎みかん
(くろっぺ&神) ・・・・・・・・・
(亀) な、何か?