ぼくが ぼくであるためには
ぼくは ぼくである必要がある
君が 君であるためには
君は 君である必要がある
ぼくと君は ぼくと君
けれど なぜか ぼくは君 君はぼく
肝心なところが よくわからないぼくは
ぼく~ってだれ~と叫ぶ
君~ってだれ~と叫ぶ
叫び声がこだまする
ぼくはしゃがみこむ
なにもかもわからなくなったぼくは
しょんぼりとしてしまう
そうしてぼくは老いていく
そうしてぼくは死んでいく
そ、それでも今夜も寒いから 焼酎のお湯割りを飲む
(神) ねえ 亀ちゃん!
(亀) ん?
(神) もう言いたいことは言った?
(亀) だいたいのことは言った気がする
(神) まだ言ってないことがあるんじゃない?
(亀) そ、それは~
(神) あるんだったら 言っちゃいなさい!
(亀) 亀は~ 亀は~
(神) 亀は何?
(亀) うんこしたい!
(神) ・・・・・・
(くろっぺ) ・・・・・・
(亀) ・・・・・・
来年もよろしくね~~~~~~~~~~~~~~~~