役者小次郎に捧げる そしてこじははブログに

 
 
たけるのそなちれ
 
たからもんてねむろ
 
ゆうぐれどきのときどきドキドキ
 
ひさしぶりの田舎の都会
 
あるきか　じてんしゃか　ばいくか　くるまか　でんしゃか　しゅんかんいどうか
 
そんなんでも　どんなんでも　こじろうのマスク姿
 
笑い転げちゃ　ちゃっちゃっちゃ
 
きみはだれ？
 
さあ　外宇宙行きの手こぎボートに乗って出発
 
だからもんておどろ
 
だからもんてうたお
 
 
 
 
 
 

 
 
 

身辺調査パート２

 
 
（神もどきちゃん）　　　　亀ちゃんこんにちわ
 
（ちゃらんぽらん亀）　　　なんじゃ
 
（神もどきちゃん）　　　　つづきを始めます
 
（ちゃらんぽらん亀）　　　続けんでいい
 
（神）　　　　　亀ちゃんは何人の方と
 
（亀）　　　　　えーと　　じゃなくて　帰れ
 
（神）　　　　　帰りません　　帰るわけにはまいりません
 
（亀）　　　　　カウンセリングでは投影（プロジェクション）という言葉がある
　　　　　　　　自分の思いを外に写しだして見てしまうという
 
（神）　　　　　亀ちゃん　シャラップ！　おだまりなさい
　　　　　　　　　　　そんなことをきいているのではありません
 
（亀）　　　　　カウンセリングでは無条件の受容という言葉がある
　　　　　　　　そのまま　ありのまま　あるがままを受け容れる
 
（神）　　　　　亀ちゃん　　かっこつけなくてもいいのです
　　　　　　　　亀ちゃんがかっこつけてうまくいったためしはないのです
 
（亀）　　　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
（神）　　　　　無駄な抵抗はやめてください
 
（亀）　　　　　・・・・・・・・・・・
 
（神）　　　　　わかりました　わたしは亀ちゃんのこと熟知しています
　　　　　　　　質問の方向を変えます
 
（亀）　　　　　それならいい
 
（神）　　　　　その前に亀ちゃんに催眠術をかけます
　　　　　　　　あなたはだんだん眠くなーる眠くなーる
　　　　　　　　どんどん素直になっていくー
　　　　　　　　わたしの質問に正直に答えたくなーる
　　　　　　　　答えずにはいられなくなーる
　　　　　　　　まぶたがだんだん重くなーる
　　　　　　　　はーい　重くなーる　重くなーる
　　　　　　　　完全に催眠状態になりました
　　　　　　　　質問します
　　　　　　　　亀ちゃんはこれまで何人の方と
 
（亀）　　　　　ぐ～ぐ～ぐ～ぐ～　　すやすや
 
（神）　　　　　亀ちゃん！　　亀ちゃん！　　起きて下さい！　　起きなさい！
 
（亀）　　　　　ぐ～ぐ～ぐ～ぐ～　　むにゃむにゃ
 
（神）　　　　　かかりすぎちゃった
 
 
 
　　　　　ちゃらんぽらん亀と神もどきちゃんの攻防はこうして
　　　　　幕がきって落とされた
　　　　　世に言う　「平成のどうでもいい戦い」　である
 
 
　　　　　　続く　かも
 
 
 
 
 


 
 
　　　　　　　　

身辺調査

 
 
（神もどきちゃん）　　　亀ちゃんこんにちは今日は亀ちゃんの身辺調査を行います
 
（ちゃらんぽらん亀）　　ん？
 
（神もどきちゃん）　　　始めます　　正直に答えてください
 
（ちゃらんぽらん亀）　　ん？
 
（神）　　　男性ですか　女性ですか
 
（亀）　　　・・・・・・・・・・・
 
（神）　　　どうしました　　知らないんですか
 
（亀）　　　国勢調査なんか？
 
（神）　　　違います　「亀を暴く全国連絡協議会」　からの要請です
 
（亀）　　　そんなんがあるんか？
 
（神）　　　いま　できました
 
（亀）　　　・・・・・・・・・
 
（神）　　　男性ですか　女性ですか
 
（亀）　　　い、一応　男
 
（神）　　　一応とはどういうことですか
 
（亀）　　　そ、そんな気がする
 
（神）　　　わかりました　確かめましょう　服を全部脱いでください
 
（亀）　　　ちょっとまて！　　男　男　　きっぱりと　男
 
（神）　　　見てみないことには確定できません　安心できません　脱いで下さい
 
（亀）　　　だーかーらー
 
（神）　　　「だーかーらーの戦い」　は終わっています
 
（亀）　　　・・・・・・・・・
 
（神）　　　・・・・・・・・・
 
（亀）　　　次の質問どうぞ
 
（神）　　　わかりました　　ちょっと見てみたかったけど仕方ありません
　　　　　　あとで　個人的に見せてください
 
（亀）　　　・・・・・・・・・・・・・・・・
 
（神）　　　生年月日をどうぞ
 
（亀）　　　昭和ＯＯ年５月１９日
 
（神）　　　もったいぶらずにどうぞ
 
（亀）　　　黙秘権とかないんか
 
（神）　　　亀ちゃんにはありません
 
（亀）　　　・・・・・・・・・・・・・・・・
 
（神）　　　どうぞ
 
（亀）　　　・・・・・・・・・・
 
（神）　　　わたしが言います　亀ちゃんの生年月日は１９
 
（亀）　　　まてー
 
（神）　　　なんですか
 
（亀）　　　年齢詐称してもいいかな
 
（神）　　　言ってみて下さい
 
（亀）　　　４５歳
 
（神）　　　ふふ
 
（亀）　　　なにが可笑しい
 
（神）　　　まーいいわ　　そのうちばれることだし
 
（亀）　　　へへ
 
（神）　　　身長は？
 
（亀）　　　１８０センチ
 
（神）　　　体重は？
 
（亀）　　　６５キロ前後
 
（神）　　　さあ　そろそろ　本格的にいくわよ
　　　　　　
（亀）　　　本格的？
 
（神）　　　初体験は何歳の時？
 
（亀）　　　は、初めて　手を握ったのは幼稚園の時
 
（神）　　　初体験はいつ？
 
（亀）　　　あのさー
 
（神）　　　なーに
 
（亀）　　　心臓ドキドキしてきたんだけど
 
（神）　　　さー　亀ちゃん　飛んで　高く高く羽ばたいて！
 
（亀）　　　べつにこんなことで羽ばたかんでも
 
（神）　　　さー亀ちゃん　　ピンチはチャンスよ
 
（亀）　　　お、おまえの初体験はいつなん？
 
 
（神）　　　ボコボコボコボコ
　　ボコボコボコボコ
 
 
 
 
 


 
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

やさしい時間

 
 
ほんの少しだけ　素直になれた自分にありがとう
 
ほんの少しだけ　正直になれた自分にありがとう
 
 
そして　なによりも　そんな時間を受け入れて許してくれた
 
あなたに　ありがとう
 
生きていることにありがとう
 
 
 
 

 
 
 

きこえてくるよ

 
 
いつかきいたことのあるなつかしいうた
 
いつかうたったことのあるなつかしいうた
 
いつかくちずさんだことのあるなつかしいうた
 
それは　だれもがしっているうた
 
みみをすましていればきこえてくるうた
 
ひとりひとりのなかにあるあたたかなうた
 
いまどんなにつらくても
 
いまどんなにきずついていても
 
みみをすましていれば
 
きっときこえてくる