ぼくらは いつでも 自分の中にある意識の高みでも
どうしようもない 低みへも行くことが出来る
亀はあるとき 高みと低みを繋ぐものに お笑いを選んだ
それぞれが 相反することなく それぞれを受け入れる地点
それはお笑い以外にみいだすことは難しい
ぼくらは ある意味信念の生き物であるし 思い込みの生き物である
どうしても自分の感じや思いや体験からしか発信できない
同じ人間の中でも 同じ国の中でも 思い思いの発信が飛び交う
ぼくらは人間というカテゴリーの中で その他の動植物をみている
いつでも どこか 人間って 偉そうだよねって思ってしまう
亀 最近 草刈り機を買ってしまった
それは 植物への大量虐殺兵器である
亀はいままで いろんな動植物と向き合うとき
直接向き合って それが必要でないときは ごめんなさい をいいながら
ありがとうをいいながら 土に帰ってもらっていた
最近 ひとりひとりへというか ひとつひとつのへの命へ挨拶して向き合うことが
体力的にも 心的にも 困難になってしまった
どうしたって 人間の都合っていうか 自分の都合で向き合うことになる
自分の都合っていうのは 何か意味があるのだろうか
いくら考えても亀にはよくわからない
それでも 現実の場面では なんやかんやいいながら
人間の都合を 自分の都合を押し付けることになる
それがいいかわるいかとかいうことじゃなくて
そんな風に他の動植物に対して君臨してしまうことがあるんだということを
肝に銘じるほかない
この地球では いろんな生命スタイルっていうか ひょえ~って思うような
生命スタイルをとっている存在たちがいる
命の進化の過程でエネルギーの表現の過程で違う道を選択して生きている存在達がいる
通常それらの存在たちとのコミュニケーションはままならない
勝手に何かサイン送られてるのかな~と思えるだけで本当のところはよくわからない
日常はなんちゅうか とてつもないあんぽんたんの亀なんだけど
た、たまに 正気に戻ったとき そこで展開される不可思議な現象に
目を凝らし 耳を凝らし 心を凝らし 魂を凝らす
それでも また ひとりぽっちで放り出されてしまう
亀の一人ぽっちという感覚は ちっちゃいころからの感覚なので
なんか 絆とか 家族とか いう場面が前面にでてくると
亀は ただ ごめんなさい こんな亀でごめんなさい となってしまう
亀の今を許しているけど 許してない でも許して受け入れている
そんなふうなところで生きてる亀
亀は亀であるけれど 亀ではない
亀ではないけど亀
亀がいつでも つごうのよいように持ち出す言葉がある
色即是空 空即是色
その意味なんてまるっきりわからないけど
なぜかひかれてしまう亀
本質と現象との関係ともいえそうだし
なにやら 魔法の言葉ともいえそうだ
ぼくらが 立ち会っているいまは
そうとうに困難な時代だともいえるし
みわたせば あちらこちらで
見える悲鳴 見えない悲鳴 聞こえる悲鳴 聞こえない悲鳴が鳴り響いている
今を生きる 地球上のぼくら わたしらは
自分の中の悲鳴や人の中の悲鳴を聞いている
家族の悲鳴や 部族の悲鳴や 民族の悲鳴や 国の悲鳴や
宗教の悲鳴や
そして宇宙人の悲鳴や 地球の悲鳴や
神の悲鳴まで聞こえそうだ
なんだか どんな マジシャンも 解き明かすことの難しい場面にさしかかっている
でもぼくらは生きてる限り
自分の生を楽しみ生きることがなにかなのだと思う他ない
(神もどきちゃん) あ~ら 今日は 真面目なのね
(くろっぺ) ほんとだ 亀ちゃん真面目だ~
(亀) そ、そりゃ~いつもあんぽんたんでいるわけじゃないさ
(神) そうよね~たまには真面目なふりしなくちゃね
ね~亀ちゃん そんなことより 今日の おち 考えてる?
(くろっぺ) そうだよ なんてったって おちが大切だよ
(亀) ・・・・・・・・・
(神) まさか今から考えよ~ってわけじゃないでしょ
(くろっぺ) え~~~っ まだおち考えてないの~?
(亀) か、亀だって 人の子 こんなこともあるさ
(神) ん? 亀だって人の子? 亀の子でしょ
(くろっぺ) そうだよ そうだよ 亀ちゃんは 亀の子だよ
(亀) そ、そうだった 亀は人の子じゃなくて亀の子だった
(神) またまたまた~ 亀ちゃんは人の子でしょ
(くろっぺ) そうだよ 亀ちゃんは 亀の子じゃなくて人の子なの
(亀) あんな~ おまえら 亀にどうしてほしいんじゃ~
(神) あ~ら 亀ちゃん おちなし亀ちゃん
(くろっぺ) おちなし亀ちゃんや~い
(亀) ありがとう ありがとう おちのない亀につきあってくれて
(神&くろっぺ) お礼に豪華な夕食と そのあとカラオケよ
(亀) おまえら 亀んちの居候だってこと自覚してんのか!
(神&くろっぺ) 亀ちゃんこそ わたしらあっての亀だってこと自覚してんのか!
(亀) ・・・・・・・・・・・
おちのないまま 終わることお許しください
お詫びの印に四季の歌 歌います
♪は~るを~ あいする~ひ~と~は~♪
(神&くろっぺ) それ以上歌わなくていい
(亀) は~~~~~~~~~~い