ちゃらんぽらん亀のなんでもあり

お笑い中心のおバカなブログです

薄れゆく記憶

2015-02-26 14:21:17 | 無題


(亀) ♪あら えっさっさ~♪ そら えっさっさ~♪
    ♪え~っさ~え~っさ~♪ えっさほいさっさ~♪


(神) 亀ちゃん!


(亀) ん?


(神) 今日は何月何日?


(亀) 2月の~2月の~


(神) 昨日の夜 何食べた?


(亀) え~っと え~っと 何か食べた


(神) 食べたことは覚えているのね?


(亀) た、食べたような気がする


(神) 最初に好きになった子の名前は?


(亀) まりちゃん!


(神) 次に好きになった子の名前は?


(亀) じゅん子ちゃん!


(神) 最初のキスはいつ?


(亀) もじもじ


(神) 何 顔赤くしてるのよ いつかって聞いてるの!


(亀) 10代の終わりころ


(神) キスの味はどうだった?


(亀) え~と え~と えとえ~と


(神) 今日は何曜日?


(亀) キ、キスの味は~


(神) 今日は何曜日かって聞いてるの!


(亀) 今日は~今日は~




・・・・薄れゆく記憶の中で亀は思うのであった
   すべての記憶を失っても
   亀が亀であることがわからなくなることがあるんだろうか
   わたしは誰? ここはどこ? と問うその自分がわからなくなることは
   あるんだろうか・・・・




(神) 亀ちゃん!


(亀) ん?


(神) 初体験はいつ? だれとどこで?


(亀) ・・・・・・・・・・・・・


(神) どうしたの? 忘れたの?


(亀) お、覚えてるわい なんでお前に言わないけんのな!


(神) あ~ら 亀ちゃん! 
    言いたいんでしょ 言わずにはいられないんでしょ!


(亀) 亀が生まれた時 それは第二次世界大戦が終わって
    だれもが必死で立ち上がろうと 生き延びようとしていた


(神) で、その人ってだれなのよ


(亀) 戦後食べる物も乏しく 亀はヤギの乳で育てられたらしい


(神) で、その人って誰なの?


(亀) 敗戦をむかえた日本は 涙の中から不死鳥のごとく蘇ってきた


(神) 亀ちゃん!


(亀) ん?


(神) 私が聞いてるのは初体験の人がだれなのかって聞いてるの!
    日本の戦後の話を聞いてるんじゃないの!


(亀) 亀は戦争を体験していない
    いまはほとんどの人が戦争体験を知らない
    僕らは戦後世代
    あ~あ~Nちゃん!


(神) そ~初体験はNちゃんなのね


(亀) ・・・・・・・・・・・・








2月のわくわくアート体験教室作品

イメージ 1


イメージ 2



う~ん 完成度がいまいちなので 書を加えてみた

イメージ 3



イメージ 4



か、完成度が遠のいたような・・・・・・・・・



ありがとう

2015-02-14 17:11:50 | 無題
ノラ子が姿をあらわさなくなって3週間以上になる
亀とノラ子の出会いは8年前にさかのぼる
父の介護で奮闘する母や姉の実情をまのあたりにして
東京からこっちに帰ってきた
そのまま帰ってきても何の役にも立てそうにないので
ヘルパー資格を取り 施設で食事介助 風呂介助 トイレ介助を身に付けて
帰ってきた
ま~物語はその間いろいろあったけれど
亀んちあたりは まだ各家にまで下水道が整備されてなく
各家庭の排水は道路沿いの側溝に流れていた
なので母はその途中でネットを排水管に取り付けていた
だがつけてもつけても食いちぎられていた


亀は考えた
そ~だ ネットを食いちぎられるまえに食事の残り物を
食べられそうなものを置いておけばいいのではと
これは成功した
ネットは食いちぎられなくなった
だもんで亀はなれなれしく ノラ子があらわれると
なでなでしようとしたが さすが ノラ子側に寄らない
全面野良で生きている猫にとって人というのは油断がならない
なので安全な間合いをとっている
亀はお前の敵ではないよ~と何度も何度も接近しようとするが
だめであった
亀はあきらめた
ただ残り物があれば夜外に置いていた
何か月かたったころ 昼間ノラ子に遭遇した
亀はあきらめていたので知らん顔していたが
何と ノラ子が側に寄ってきて亀の足にすりすりしてきた
亀はノラ子に安全だと認知された
それから8年
亀とノラ子との着かず離れずの関係が続いていた
いろいろ見ていると亀にはおよびもつかないような生きる知恵を身に付けていた
ノラ子は亀のお師匠さんであった
その間いろんな子ネコが生まれ
亀んちは猫屋敷になるのではないかと不安におののいたこともあったが
基本ノラはノラでいることがいいんだというか
それが自由なんだというか
亀の勝手な思いを押し付けてここまできた
今ノラ子が姿を見せなくなっていろんな思いがわいてくるけど
ありがとうといいたい
亀の中ではお別れをした


子ノラも姿をあらわしたりあらわさなくなったりしてきた
野良猫方面の出来事はわからないけど
いつも同じ時間帯に姿をみせていたのに
母を捜しにいってるのだろうか
それに骨折してあらわれたし
ノラ子も何度か重症負ってきて もうだめかもと思っても蘇ったんだけど
今度ばかりはいなくなる何日間は目がよく見えないみたいで
段差のあるところでけつまずいていた


亀はこれまでの事実的な出来事から推測するほかないけれど
ノラ子が姿をあらわすことはないんではないかと思う


ノラ子!
亀の側に出没してくれて生きることとはなんなのかをつきつけてくれた
亀はまだどっかで君の生還を望んでいるけど
でももうお別れだね
ノラ子! 君が生きてみてきた世界はなんなんだろうね


子ノラ! 君が生きようとしている世界はなんなんだろうね


人間はというか亀は自分の都合のままに
君たちに自由を強いてるのかもしれないね
亀はいつでもどんなときでも自由でいることがはずせなくて
いまでも自由ってなんだろうって訪ね歩いている
もしかしたら自由なんて幻想なのかもしれないけど
なんか自由があってなんぼの人生って思うよ


ノラ子!
なんかの縁あって亀の側にいてくれて
君が何を感じ何を思ったのかはよくわからないけど


あるときある時期 一緒に生きてきたねって思えるよ
ありがとう
8年ものあいだ 本当にありがとう




子ノラが生まれてまだ数か月のころ 不思議ちゃんと一緒に記念撮影

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ノラ子がいなくなるまえ 親子して寄り添っているところ(左母 右息子)

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いまとはいつなのか

2015-02-01 17:45:06 | 無題


人間の心は 人間の意識は 人間の思いや気持ちは いろんな地図を描く
それぞれの人間関係地図 世界地図 宇宙地図を作製する
それぞれの真実の地図は それぞれにとって真実なので
どの地図が正しいとか間違っているとかはいえない


・・・・・
イスラム国と宣言している組織があって
ジャーナリストの後藤さんの死が表に出てきた


亀はこの間 ひ、暇だということもあるのだけど
大手メディアの報じる情報を見つめていた


中東諸国は日本から遠いとはいえ まるっきり無関係ではない


後藤さんというジャーナリストは発信されている映像や発言からみるかぎり
とても誠実な人というか
亀のセンスではやりえないような思いの場所に馳せ参じて
その実態を伝えようとしてくれていた


亀はいつも思うのだが
それぞれの場所で懸命に生きている市井の人々の生活 思いに
寄り添おうとしている少数の人の発言に敬意を表している
後藤さんはその一人なのだと思える
リスクを覚悟してでも伝えようとする思いは伝わってきた
本気で突っ込んでいく姿勢 動きにはこんな亀も心打たれてしまった


亀的には時事ネタ あまり書きたくないんだけど
なんか でも  後藤さんのような人がいてくれる
いまではいてくれたってことなのかもしれないけど
亀の心に刻印しておこうと思った


ちょっと 個人的な思いなので あんぽんたんにふさわしくないので
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