そうこうしているうちに 6月になったよ
だれもが 知らん顔してスルーわけにはいかない新型コロナウイルスを横目に見やりながら
亀は沈思黙考していた
これは自分にとってはどういうことなんだろう
世界にとってはどういうことなんだろう
いくらかんがえても よくわからない
な、なので いつものあんぽんたんで いこうと思う
人はどうして生きているのか なぜ生きているのかという問いは
亀にとっては多分 今世では解けない
亀にはその問いは とても根源的なもので何回もの転生を重ねながら
その問いの答えににじり寄っていくしかないと思っている
そして今 その問いが解けないまま生きているという現実がある
それはどういうことかというと そ、それは 亀があんぽんたんであるから
で、で、亀思うに あんぽんたんであるのは生きていくのに とっても役にたっている
とっくの昔に自死していてもいいはずなのに こうしてまだ生きている
生きているといろんなことがやってくる
今 全世界的にまきおこっている新型コロナウイルス
多分現代社会が全世界的に初めて経験していることだと思う
政治 経済をはじめ あらゆる分野に波及している
多分 今 だれもほんとうのことは 見通せないと思う
どうしたらいいのか本当のところはわからないのだと思う
それでも わからないなりに右往左往しながらやっていくしかない
今という時を生きるほかないのだが なんだか完璧な答えはなくて
心は 気持ちは 思いは
あっちふらふら こっちふらふらしながら生きていくことになる
あるいは 死んでいくことになる
それでいいと今の亀は思っている
なんやかんやありながら よくここまで生きてきたよねって思ってる
思い残すことは ほとんどない
あ、あるとすれば だ、壇蜜ちゃんと添い寝できなかったことぐらいかな
(神もどきちゃん) 亀ちゃん!
(亀) ん? 何?
(神) わたしや くろっぺのことはどうするのよ!
(亀) そ、それは
(神) それは?
(亀) 一緒にあの世にいくのさ
(神) う~ん そうね 私やくろっぺは亀ちゃんの分身なんだもんね
(くろっぺ) そうだね
(亀) てっ いうかさ~亀もリアル亀の分身だからさ~リアル亀の思い次第ってとこあるよね
(神) う~ん う~ん う~ん 亀ちゃん! そんなことではだめよ 亀ちゃんが今のリアル亀に近いんだからさ~
そこは はっぱかけてさ~ わたしやくろっぺをもっと登場させなくちゃでしょ
(くろっぺ) そうだよ そうだよ
(亀) よ~し わかった 亀 リアル亀にかけあってみる
(亀) あの~
(リアル亀) ん? 何かな?
(亀) あのですねもっと 記事更新をひんぱんにしてですね 神もどきちゃんや くろっぺの露出をふやして下さい
(リアル亀) ふ~ん お前たちになにか新しくておもしろいネタなどあるのか
(亀) え~と え~と
こうして亀一家の一日は なんとなく どことなく それとなく終わり 明日を迎えることになる
む、迎えなかったりして
じゃ~またね~