コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

福岡の旅3日目(7月27日)柳川・太宰府そして4日目(7月28日)帰途につきました

2024-08-01 21:49:59 | 旅行
福岡の旅3日目を迎えました。今日のコースはHさんにお任せでした。
柳川の川下りを楽しんで太宰府に向かうコースです。
柳川はもちろん初めてです。

福岡から九州自動車道を南下、途中鳥栖付近走行中サガン鳥栖のホーム「駅前不動産スタジアム」が遠目に見えました。一度行ってみたいですね。その前にJ1に復帰しなきゃ。
久留米や八女とか知っている地名を通り越してみやま柳川ICで降ります。柳川というと柳川高校って甲子園出場した事で覚えています。(かつてあの江川が前身の柳川商と延長まで戦った事記憶に残っています)

そして名物川下りを楽しみます。60分コースと30分コースがありますが、この暑さですので30分コースで十分ですね。

こんな感じの舟で堀割と呼ばれる水路を巡りました。

この舟エンジンを搭載しているわけでは無く、船頭さんの竿裁きだけで進んでいきます。
堀沿いの案内はもちろん高齢とは思えない声の張りで数曲歌ってくれました。ユーモアを交えて乗客を飽きさせない30分でした。

であい橋。センターが膨らんでいる面白い形をしています。

この後、お昼に柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」を頂きました。

ふわっと仕上げた「せいろ蒸し」のうなぎは初体験でした。アツアツのうなぎが口の中で穏やかに広がるのが美味しかったです。
この付近にかなりの数のうなぎ屋さんが軒を並べていました。どこも競い合って美味しいうなぎを提供してくれているんですね。

柳川藩主立花邸 御花を訪れました。

柳川藩主の立花家の邸宅が公開されています。
洋館と和館の和洋折衷のレイアウトで広々とした庭園(松濤園)が目を楽しませてくれました。





こんな照明と天井のレリーフ、当時はかなりハイカラだったのでしょうね。


和風の建物も立派な造りになっています。

御花から少し歩きます。先程舟で巡った所を通って有明海水族館という小ぶりな水族館を見て来ました。
その先有名な詩人北原白秋の生家と記念館を訪れました。

あまり文才の無いコヤチンでも知っている詩や白秋の作った校歌を採用している学校の多さにも驚きました。静岡県では清水商業(現清水桜ヶ丘高)の校歌も作詞していました。


先程の御花の西側を囲んでいるなまこ壁の倉です。川沿いに柳がそよいでいるのが風情があります。

これで柳川を離れますが、今日のような猛暑の時期で無ければゆっくり歩きたくなるような街でした。

九州自動車道を今度は北上して太宰府に向かいます。
Hさんが一生懸命運転してくれているのに不覚にもウトウトしてしまいました。ごめんなさいね。

夕方にさしかかった頃に太宰府到着。
ここは3度目の訪問です。

参道を見て、古い記憶が蘇りました。44年ぶりくらいの太宰府でした。
名物「梅ヶ枝餅」を売る店はかなりありますが、どこも店じまいの時間ですので焼きたてがありませんでした。Hさんが苦労して2つ調達してくれました。コヤチンと妻に食べさせてくれました。外の皮のカリカリ感が絶妙でした。
残念ながらカメラに収めるのを忘れてしまいました。でも美味しかった。




心字池に三つの橋が架かっています。それぞれ過去・現在・未来という仏教思想に基づく三世一念を表します。
これはさだまさしの「飛び梅」という曲にも書かれています。


橋の途中にある「志賀社」海の神様である綿津見三柱神(わたつみのみはしらのかみ)をお祀りしています。
国の重要文化財に指定されていますが現在は改修中で、横からちょっと見る事ができました。。


楼門、道真公の曽孫、菅原輔正(すがわらのすけまさ)によって造営されました。現在の門は大正3年再建です。


本殿(国指定重要文化財)が改修中ですので仮本殿で参拝しました。屋根に木が植えられているデザイン、これは今しか見られない貴重な仮の姿かもしれませんね。


飛梅。道真公を慕って、都から大宰府へ一夜にして飛んできたと伝えられる御神木です。

太宰府天満宮もディープな所もあるかもしれませんが、今回は参拝がメインですのである程度満足して後にしました。

本日最後のプログラムは太宰府政庁跡です。
7世紀後半から12世紀後半、大宰府は行政機関として九州を統括していた頃の政庁跡です。
広大な公園に礎石が残っていて、当時かなりの力を持っていたかが偲ばれました。
かつて奈良に行った時に中宮寺跡に行った時にやはり礎石を見て、古代の声が聞こえたような気がしましたが、こちらも同じ様な感情に包まれました。





かつてこの地域が日本にとって重要な位置づけであった事を感じました。

さてこれで観光のプログラムは終了しました。
Hさん運転お疲れ様でした。
Hさん宅に帰って、夜は強かに飲みました。昔話をしていますと名古屋で隣り同士だった二十数年前が短絡したような感じになります。

最終日7月28日はHさんの息子さん家族と娘さんを交えてお昼まで食事したりしていました。ある意味これがメインの用事だったかもしれません。
コヤチンの息子達も大変仲良くして頂いていましたので、その頃の話を思い出しながら近況も交えて情報交換していました。

福岡に入ってからご厚意に甘えっぱなしでした。

この後は博多駅まで送っていただいて14時35分発「のぞみ38号」で帰宅の途につきました。
心残りは帰りの新幹線で姫路城を見ようと思っていましたが、疲れから寝てしまって既に通過してしまった後でした。

しかし充実した4日間でした。
ご案内いただきましたHさんと家族の皆さん、お元気そうなのが嬉しかったです。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
そしてこの旅行中、親切にしていただいた地元の皆さんありがとうございました。お陰で気持ちよく旅を終えることができました。


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