平成28年9月19日(月)曇り 雌阿寒岳・阿寒富士
オンネトー野営場のトイレでインナーまで着替え寒さも一段落、一時はこのまま札幌まで帰りたいという気持ちも芽生えたが、なんとか全員無事に一晩過ごすことができた。翌朝起床すると空には青空が広がっていた。ぎりぎり、天は我々を見放さなかった。
昨日の反省を踏まえて、急遽パーティを雌阿寒岳だけの班と雌阿寒岳+阿寒富士の班に分けた。6時過ぎに登山口を出発する。十分に水分を吸った森に朝陽が差し込み、昨日とうってかわってのんびりとした雰囲気の出だしとなった。

森林限界を超えた辺りからガスが出始め、阿寒富士が見えたり隠れたりしながら、まずは雌阿寒岳を目指し、約3時間ほどで山頂に到着した。山頂で休んでいると野中温泉側から手足を露わにした若い女性のトレイルランナーが現れた。聞くと山頂までの所要時間が1時間とのこと、疾風のごとく阿寒富士を目指して走り去った。

軽く行動食を採ったあと、阿寒富士とのコルを目指して下山する。コルから見る阿寒富士はとてつもなく急な山と感じるが、幾重にもジグを切った登山道のおかげで見た目に反してとても歩きやすい。コルから約30分強で山頂に到着する。また、下りも砂礫のおかげでとても足にやさしい。

野中温泉側のコースでは松茸が採れるらしいが、オンネトーコースにはコケモモの群生地があって、何度も立ち止まっては赤い実を口に含みながら下山する。昨日とは大違いで最後は気持ちよく下山することができ、野中温泉で汗を流して帰途についた。
オンネトー野営場のトイレでインナーまで着替え寒さも一段落、一時はこのまま札幌まで帰りたいという気持ちも芽生えたが、なんとか全員無事に一晩過ごすことができた。翌朝起床すると空には青空が広がっていた。ぎりぎり、天は我々を見放さなかった。
昨日の反省を踏まえて、急遽パーティを雌阿寒岳だけの班と雌阿寒岳+阿寒富士の班に分けた。6時過ぎに登山口を出発する。十分に水分を吸った森に朝陽が差し込み、昨日とうってかわってのんびりとした雰囲気の出だしとなった。

森林限界を超えた辺りからガスが出始め、阿寒富士が見えたり隠れたりしながら、まずは雌阿寒岳を目指し、約3時間ほどで山頂に到着した。山頂で休んでいると野中温泉側から手足を露わにした若い女性のトレイルランナーが現れた。聞くと山頂までの所要時間が1時間とのこと、疾風のごとく阿寒富士を目指して走り去った。

軽く行動食を採ったあと、阿寒富士とのコルを目指して下山する。コルから見る阿寒富士はとてつもなく急な山と感じるが、幾重にもジグを切った登山道のおかげで見た目に反してとても歩きやすい。コルから約30分強で山頂に到着する。また、下りも砂礫のおかげでとても足にやさしい。

野中温泉側のコースでは松茸が採れるらしいが、オンネトーコースにはコケモモの群生地があって、何度も立ち止まっては赤い実を口に含みながら下山する。昨日とは大違いで最後は気持ちよく下山することができ、野中温泉で汗を流して帰途についた。