遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

恵庭岳北東尾根

2015年04月18日 | 登山:支笏湖周辺
平成27年4月18日(土)晴れ 恵庭岳北東尾根

最近アイゼンやピッケルを使う機会もなく、ぶっつけ本番では心配だったので、ピリカヌプリのトレーニングを兼ねて恵庭岳北東尾根に行ってきた。足回りは、基本ツボでスノーシューも持参した。



支笏湖への道道453号線の途中のオコタン分岐から徒歩で雪が完全に融けている自動車道を歩き、500m程度先の辺りから尾根に取りついた。その様子はヤマレコにアップしたので、そちらを参照されたい。

恵庭岳北東尾根は、そこそこスリルがあって面白い。952Pからの尾根はアイゼンなくしては厳しい斜面でもあったので、歩行訓練としては十分に目的を果たした。意気地がなく最後の岩塔ピークには登らなかったが、山頂直下からの眺めは素晴らしかった。帰りは緩んだ雪がくっつき団子状態に難儀したが、これも訓練のうちである。



当日はお天気にも恵まれ、木の枝についた樹氷が解けて一斉にシャワーのように落ちていた。その様から春を迎える森の息吹きを感じることがができた。



山行の様子はヤマレコにアップしました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-615724.html

小白山

2015年04月11日 | 登山:札幌近郊
平成27年4月11日(土) 薄曇り 小白山

札幌50山残すところラスト2のひとつ小白山に行ってきた。

車を走らせながらスキーシールを忘れたことに気づく。スノーシューも持ってきたので、シートラで行こうかなどと考えたが、スキーを楽しむコースではないのでスノーシューで行くこととした。
家で朝食をとってから出発したので薄別コース登山口に到着したのは9時過ぎ、ちょうど出発しようとしていた5名パーティを追い越して出発した。

最初つづら折の林道はショートカットで進む。気温が上がって雪はゆるみ気味であるが、スノーシューの歩きにはまったく問題ない。1時間ほど先で林道から外れスノーブリッジで薄別川を渡り、コンパスを切って沼を目指す。斜面をトラバース気味に進んでいくと沼が現れる。そんなに融けているようには見えず、沼の上を歩いて渡れそうれそうだった。


(スノーブリッジ通過)


(この沼に名前はあるのでしょうか)

沼の右側に回りこみ稜線への尾根に取り付く。結構な急斜面だったが、スノーシューでの登りは快適で、つくづくスキーでなくてよかったと思った。稜線まで上り詰めて小白山のピークを目指すが、そこからが意外と距離がありダラダラと歩き、出発から約2時間で名標のある山頂に到着した。


(小白山到着)

雪は安定しており下りはどこからでも降りられそうだったが、安全を考えて同じルートを下山した。
スノーシューなので急な斜面も快調に下山、しかし林道歩きではスキーだったらならなあと思った。途中、どこかの山岳会と思しき10名ほどの大所帯パーティに出会う。無意根ヒュッテに泊まるのだそうだ。登山口で会った5名パーティもヒュッテに泊まるといってたので、今夜は賑やかだろう。


(登山口に戻りました)

札幌50山も、いよいよ手稲丸山ひとつとなった。

〔コースタイム〕
登山口9:20 小白山11:30 小白山11:40 登山口13:00

浜益御殿

2015年04月08日 | 登山:増毛方面
平成27年4月5日(日)晴れのち曇り 浜益御殿(強風撤退)
会のイベントで浜益御殿にスキーで行ってきた。といっても強風のため途中で撤退になったが。
メンバーはスキー12名とスノーシュー2名の大所帯。8時半頃に幌に到着し神社の左側の林道を進むが積雪のため500メートルほどしか入れずそこから出発した。



目指す浜益御殿は片道9kmほどで結構な距離がある。総勢14名は、ピークを目指す班、できる限り頑張ろうという班、それと大阪山ぐらいで十分と思っている班の3グループに分かれて出発した。因みに自分はピークを目指す班ではあったが、少々落ちこぼれ気味であった。



駐車地点からしばらくは緩やかな林道が続き、果樹園側からの林道と合流する辺りから尾根に取りついていく。2年前の連休頃に一人できた時よりは雪は多い。真っ青な空が頭上に広がり、風もなく実に気持ちがよい。約2時間ほどで大阪山の手前に到着し、ピークを左側に巻いていく。

大阪山を過ぎスノーモービル禁止の横断幕の下を進んでいくと単独の登山者がスキーで降りてきた。聞くと強風のため森林限界を超えた辺りから引き返してきたという。その時点ではほとんど風がないため半信半疑であったが、Co800m付近まで来るとやっぱりものすごい強風が吹いていた。100mぐらい先には先行者が頑張っている姿が見えたが、我々はCo840付近で行動停止することとした。



風が弱いところまで降りて休憩していると先行していた登山者も引っ返してきたが、なんとその人は旭川に住む我々の知り合いのKさんだった。我々の山行計画に合わせて来ていたのだった。



後は降りるだけ、シールを剥がして滑走開始するが、徐々に上がってきた気温の関係で雪が緩みコントロールが難しい状態になっていて、変にブレーキが掛かり、木々の間を抜けて行くにも下手をすると衝突するのではという恐れを感じながら降りた。それでも登り返しがないのがうれしい。あっという間に車止めまで戻ることができた。スノーシュー組はそれから30分ぐらいして降りてきた。

阿部山~峯越山

2015年04月08日 | 登山:札幌近郊
平成27年3月29日(日) 阿部山~峯越山

残すところ3山となった札幌50山のひとつ阿部山に行ってきた。それだけでは物足りないため、少し足を伸ばしてその先の峯越山までピストン。

当初は平和の滝から出発して、琴似発寒川を渡渉し、ぐるっと回って送電線の下を下山するルートで計画したが、今年は雪解けが進みスノーブリッジが無くなっている恐れがあるため、ルートを変更し宮城の沢から登って降りてきた。


(阿部山山頂、ツエルトを出して30分休憩)


(峯越山はもうすぐ)

それでも結果的には、スノーブリッジ皆無で宮城の沢の渡渉に苦労、川の中をジャブジャブと歩いて渡るはめになった。


(水量が少ないので駆け足で渡る)

阿部山から峯越山はだだっ広い尾根がつづき遠くまで景観が広がっていて、その雪原をひとりで気持ちよく歩くことができた。当日出会った登山者は1組だけだったが、挨拶してびっくり知り合いにTさん親子だった。

〔コースタイム〕
手稲平和霊園7:40 阿部山9:20(休憩40分)峯越山11:00 下山分岐11:30 手稲平和霊園13:00