遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

またまた藻岩山 東本願寺墓地コース

2017年03月12日 | 登山:札幌近郊
平成29年3月11日(日)藻岩山 東本願寺墓地コース(仮称)

またまた、藻岩山に行ってきた。今回はロープウェイ乗場の先にある東本願寺墓地からアプローチし、ロープウェイの東側に沿って伸びている尾根をツボ足で行ってきた。

モナカ状の雪面に前日に降った新雪が20センチくらい積もっていて、途中ツボズボと埋まるところもあり、また、急斜面では雪を膝で崩しながらの登りもあって、なるべく歩きやすい個所を探しながら約1時間半かかってやっと登山道に合流したが、かなり体力を消耗した。


(正面階段を上ったところ)

あとはだらだらと歩いて山頂まで。当日は晴天無風の登山日和で、藻岩山頂にはカラフルな服装の多くの登山者がいた。

今回のコースは、樹木もさほど密集しておらず、スキーで登下するのも十分に可能と思われる斜面だった。現に沢の方に向かってスキー跡が残されており、おそらく同一と思われるスキーの滑走跡が墓地正面の階段斜面にも残されていた。



(尾根登りでは、危ないところはまったくない)

地形図を見ながら、登山ルートを計画することはとても楽しい。さて、次はどこを行こうか。


(赤が今回のルート、青は冬期間に行った過去のルート)

藻岩山 いつもの軍艦岬コース

2017年03月04日 | 登山:札幌近郊
平成29年3月4日(土) 藻岩山 軍艦岬コース

仕事上の大きなイベントが終わりそれまでの緊張感から解放され、しばらく遠ざかっていた山登りに行きたいと思った。しかし、今は家に車がないので歩いていけるところとして西岡公園方面か藻岩山を考えた。そして土曜日、昼近くになってから藻岩山に出かけた。コースは、ミュンヘン大橋の先の博善斎場の横から取り付く通称軍艦岬コース。このコースは自宅から歩いて最短であるためとても都合がよい。


(ダムに向かう作業道、動物の足跡があるのみ)

備えあれば憂いなし、通常の登山コースでは不要なスノーシューをザックに括りつけて家を出て歩くこと約1時間で博善斎場に到着した。発電所に向かう作業道には人が歩いた形跡はなく、1mほどの積雪の道はズボズボと埋まり、つくづくスノーシューをもってきて良かったと思った。
出だしは博善斎場社屋の裏から取り付いた。途中全層雪崩の予兆のような裂け目ができていて、不安な気持ちになったが、その下に見えている建物が何事もないことを思って大丈夫と納得させた。


(ここから取り付く、結構急である)

尾根上は鹿の足跡だらけ、その踏み固められたおかげもあって急坂でも比較的登り易くなっていた。鉄塔からの尾根と合流した少し先の岩石帯で休憩を取った。ここまでくれば登山道との合流も真近い。


(このコースのランドマークというべき岩石帯、鹿はここまで来ていない)

そして登り始めてから約1時間で登山道に合流、ここからは惰性のだらだら歩きで山頂まで行ってきた。山頂には多くの登山者がいた。


(しばし北の大都市札幌を眺める)

往路と同じルートで下山している途中、びっくりしたことに若い兄ちゃんに出合った。先方もびっくりしたような顔をしていた。ツボ足で埋まりながらであったため、思わず歩きずらいだろと声をかけたが、余計なお節介だっただろう。


(登山道から外れ、往路の尾根を下る)


(鉄塔下を通過、ここから左側に下るとダムに向かう道路に合流する)

途中から登りとは別の鉄塔に向かう尾根を下った。先ほどの兄ちゃんもこのルートを登ってきていた。しかし、鉄塔まで来るとその足跡はその尾根に沿って続いていた。地形図を広げて見てるとその先に神社があるので、そこから取り付いてきたのだろう。もしかして車の駐車スペースがあるのかもしれない。そうであるなら、この軍艦岬コースも幾分アプローチし易いだろう。


(GPSログ 自宅を出て帰宅するまでの総行動時間5時間)