遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

白川市民の森

2014年09月29日 | 登山:札幌近郊
平成26年9月28日(日)くもり 白川市民の森

健康には絶対の自信を持っていた女房であったが、20年ぶりの健康診断で血糖値が高いと診断され、何の前触れもなくいきなり糖尿病患者になった。医師からは、長いあいだ健康診断していなかったことに驚かれた。合併症検査を行い異常は見つからなかったが、普段元気なだけに本人の落ち込みようは激しいものがあった。

あれから1ケ月が経ち日々測定する血糖値に一喜一憂しながら病気との付き合い方になれてくると、いつの間にか根拠のない自信に満ちたでかい態度が戻ってきた。治療の基本は適度な運動ということで、いままでほとんど運動することのなかった生活を改めて近所を散歩している。



ということで、「札幌市民の森」のことを伝えると、えらく気に入り、早速近場の「白川市民の森」に一緒に出かけた。



白川フルーツ街道を定山渓の方に走り、昆虫博物館のところを右折して5分ほど車で走ると車が10台は止められる白川市民の森駐車場に到着する。土曜日でありながら誰も来ていない。



右側の遊歩道を進んでいく、道路はよく整備されているが山の中そのものなので自然にあふれている。夫婦でアウトドアしたことがないので、女房のやたら歩くスピードの速いことに驚く、でもすぐにへたばって休憩となる。途中、草木やマイマイなどを観察しながらのんびりと歩き、標高530mの青山にも寄って約2時間で散策路を一周してきた。



案外と楽しかった。冬になったらひとりで来てみよう。





定山渓の神威岳

2014年09月28日 | 登山:札幌近郊
平成26年9月27日(土)晴れ 定山渓神威岳

M井さんが土曜日に神威岳に行くと聞いたので、前日に連絡してご一緒させてもらった。当日は車が使えなかったため、朝自宅に迎えにきてもらった。さらに、自分と同じような参加動機のU野さんのところにも寄って、結局のところメンバは3名。



すでに季節は秋、まわりの木々も色づきはじめており、暑からず寒からずで登山にはとても適した気候である。終始ゆったりした歩みで山頂に到着、目の前には昨年何度も登った百松沢岳が鎮座していた。今シーズンの沢登りはいまのところ漁岳のみ、ちょっとさびしい。



山頂で軽食をとって下山、途中多くの登山者と行き会った。林道終点までくると沢を渡った先に笹狩りされているところがあったので、ちっとだけ進んでみると、植林の準備なのだろうか斜面一面の笹がきれいに刈られていた。辺りでキノコを探してみたけれど、なにも見つからなかった。



味覚の秋、芸術の秋、読書の秋、秋真っ盛りであるが、北海道の秋は短い。貪欲に登山の秋を満喫したい。するとやがて、長く待ちわびた雪山シーズンがやってくる。

GAKUさんと登った支湧別岳

2014年09月26日 | 登山:大雪方面
平成26年9月23日(火)晴れ 支湧別岳

思い返すこと5年前、GAKUさんのペテガリ岳登頂の報告に、問合せしたことが ファーストコンタクト。それ以降、HYMLに流れる北海道の山を登ったよというメールにときたまレスを返す程度のお付き合いであったが、エバさんのブログ記事、「GAKUさんと遡く・・・エサオマントッタベツ岳」へのコメントがきっかけとなって、図らずも今回ご一緒する機会に恵まれた。

白滝駅前で8時に待ち合わせし、すぐに登山口を目指して2台の車で林道を走る。案内板のおかげで迷うことなく誰もいない登山口に到着した。入山記録簿を見るかぎり大勢の登山者で賑わうような山ではないことが分かる。



最初はつづら折りの作業道を進み、途中から尾根に取り付く。木々で日差しが遮られ苔むした登山道には木の根や枝が密集し、急登ではあるが歩きやすい。尾根から稜線に上がると傾斜も緩くなり、ハイ松を抜けた山頂から、いきなり360度遮るものがないパノラマが広がる。





秋の装いを纏った北大雪の山並みを眺めながらGAKUさんとお話しながら緩やかな時間を過ごした。当日は、北海道100山をすでに達成されたという江別から来られたご夫婦と我々だけだった。



帰りは急な下りの連続で一気に標高を下げるが、落葉が堆積した柔らかい登山道は足に優しく、いつものような痛みもなく登山口まで下山することができた。それほど期待はなかった支湧別岳ではあったが、再び訪れたい山のひとつになった。



明日の予定の武利・武華のため層雲峡に向かうというGAKUさんとは、再会を約束し登山口でお別れした。別れ際、我がブログへピリカヌプリ登頂の報告がなされることを楽しみに待ってますよ、という言葉でプレシャーをかけられた。



紅葉の大雪山

2014年09月18日 | 登山:大雪方面
平成26年9月13日(土)、14(日) 銀泉台~赤岳~白雲岳~緑岳~黒岳

もともとは1839峰を計画して札幌を発ったが、ピョウタンの滝までくると道路が閉鎖となっていた。後から聞くと8時半には解除となったらしい。M井さんと相談して行き先を大雪山に変更した。重たいザックを背負っての急登から解放されるとあっていくぶんホッとした気持ちがあったことは否めないが、同日に登った人(marrikaさん)がいると聞くとちょっと悔しい気持ちにもなる。



糠平湖、三国峠を超えて銀泉台にくるとシャトルバスが運行していた。今日からシャトルバスの運行が始ったらしい。なので銀泉台から入って黒岳を下山することとした。

レイクサイドの駐車場から銀泉台までシャトルバスで30分くらい走る。初日で天候もいまひとつなため行楽客は少なく、すでに10時を過ぎていたためか登山者もあまり見かけなかった。十数キロのザックでの登りではあったが、途中の紅葉がとても鮮やかで、景色を楽しみながら登ることができた。



約2時間強で赤岳到着、少々休憩し白雲岳に向かう。ここまでくると急な登りはなく淡々と歩くだけ、白雲岳分岐にザックをデポしてピークまでピストンする。風もなくとても穏やかな天候に恵まれよかったと思う半分、1839峰に向かっていたなら今頃どの辺りだろうと考えた。



3時頃に白雲小屋のテント場に到着、一人用のテントが多かったが、まだまだテンバには空きがあった。テントを設営しているうちに気温が下がってきたため、それ以降はテントの中で過ごしていた。日が陰るにしたがって益々寒くなり、コンロを炊いてしのいでいたが、ちょっとトイレに行ってきただけで、ぶるぶると悪寒が走る。もってきた衣服をすべて身につけてシュラフに入ったが、一晩中寒い思いをした。



なんとか一晩を過ごし、翌日まだ暗いうちにひとっ走り緑岳でご来光を仰いできた。テンバに戻って6時半頃に出発し北鎮岳経由で黒岳を目指した。層雲峡からのシャトルバス最終が14:17だったため、それに遅れないようピッチを上げて歩いた。銀泉台から層雲峡へのバスの最終便は17時以降もあって、どうやら縦走コースとしては黒岳から入って銀泉台に行くルートが優遇されている。

体力のあるM井さんにあおられるように歩いたおかげで11時過ぎには黒岳に到着したが、そこから先のリフト乗り場までが大渋滞、整備された登山道には、登山者然とした人ばかりでなく、ドライブついでという人や、幼児を連れた家族連れもなど老若男女の行楽客で賑わっていた。

1839を登ることはできなかったが、思いがけず紅葉の大雪を楽しむことができた。今シーズンは、カムエクとエサオマンに登ることができただけでも十分、あまり欲張らず1839は来年にとっておこう。




吉川忠英 Calling You

2014年09月15日 | ギターのこと
吉川忠英が音楽を担当している映像を見つけることができました。
戸田恵梨香が主演している「Calling You」というミニドラマです。
そのなかで、吉川忠英の「On a Misty Road」と「Good Nights」が使われています。女優さんやストーリーには余り興味はありませんが、映像の雰囲気と曲がよくマッチしています。



ついでにもうひとつ、秀逸なビデオを見つけました。
夏川りみが、吉川忠英の伴奏で2曲、「イラヨイ月夜浜」と「涙そうそう」を唄っています。



この2曲が収録されている吉川忠英プロデュースの「夏川りみ 南風」が発売されてから12年が経ちました。夏川りみの歌声、吉川忠英の伴奏、すばらしすぎます。