遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

五天山

2015年03月15日 | 登山:札幌近郊
平成27年3月15日(日) くもり 五天山

前日我が家の大きなイベントがあり、いろいろと疲れが溜まっていたが、特にやることもない一日だったので、午後から五天山に行ってきた。到着したのが午後2時半頃で駐車場が閉まる5時までに戻らなければという気持ちで出発した。雪はべちゃべちゃしてつぼ足では埋まってしまうため最初から最後までスノーシューだった。



登りは右側から回り込むルートで進んだ。スノーシューの足跡があったが、途中からショートカットしてほとんど直登でピークの稜線を目指した。稜線にでると再びスノーシューの跡があり、そのすぐ先に祠と五天山の標識があった。



下山は反対側を下った。途中から多くの人で踏み固められたところにでた。どうやら左側が標準ルートのようである。そこから少し下ると展望台があり、そこを通過して出発点に戻った。登り40分、下り20分であったが、休みなく行動していたので汗はかいた。



札幌50山もあと残すところ小白山、阿部山、丸山の3つになった。できれば今シーズン中に達成したいところである。

 


苔の洞門~樽前山外輪山

2015年03月08日 | 登山:支笏湖周辺

平成27年3月8日(日) 快晴 苔の洞門~樽前山外輪山

s-IMGP4971.jpg
(外輪山から支笏湖に向かって大雪原を滑り降りる)

先週末、苔の洞門から樽前山に行ってきた。札幌を7時に出発し8時半に苔の洞門に到着し道路脇に車を止めた。付近にはすでに車が1台止まっていたが、どうやら釣り人のものらしい。

s-IMGP4944.jpg
(苔の洞門の観覧台を目指して進む)

リーダM村さんとメンバ5名の6名パーティで苔の洞門案内所の脇を通り抜けて観光用の道を進んで行く。昨今の陽気で札幌はすっかり雪が融けているが支笏湖付近はまだまだ雪で埋もれていて、少なくとも最近人が入った気配はなかった。

s-IMGP4946.jpg
(観覧台?)

広々とした道を進んでいくとやがて両脇が壁になり、その先には大きな岩石が積み重なり立ち入りできない箇所(観覧台?)に来たため、少し戻って左岸の淵を進んだ。しばらく進んで第二洞門付近で再び下りて洞門の中の様子を伺う。

s-IMGP4956.jpg
(目の前に樽前ドームが現れる)

洞門から再び左岸に上がりピンテープベタ打ちの洞門の淵を進んでいくと広々とした疎林に出て、いきなり目の前に樽前ドームがお目見え、森林限界を超えた真っ白な雪原を目指してピッチを上げる。最後の急斜面をジグを切り、出発してから4時間を経過してやっとこ外輪山上部に到着した。当日は快晴で無風の春山の様相となっていて、結局持参したアイゼン・ピッケルを使うことはなかった。

s-IMGP4967.jpg
(本日の行動停止地点、シールを剥がす)


シールを剥がしていよいよ滑走開始、木々など何にもない広大な斜面にシュプールを描きながら好き勝手に滑り降りる。これだから山スキーはやめられない。P534付近でツアー登山と思しき数名パーティと行き会い挨拶を交わす。この付近になると斜度もなくなり、滑るというよりは歩いて登山口まで戻った。

苔の洞門

〔コースタイム〕
苔の洞門センター8:45 - P534 11:30 - 外輪山12:45 (昼食)
外輪山 13:15 - P534 13:35 - 苔の洞門センター14:45 

苔の洞門コースは、7合目ヒュッテ経由のコースよりも距離が短く、ピンクテープがびっしりと付けられた洞門の淵を辿ることで、迷うことなく外輪山まで行くことができる。難は駐車スペースがあまりないこと。今回は幸運にもアイゼン・ピッケルなしに登ることができ、その分思いっきり滑り降りることができた。余計な寄り道をしなければ3時間強で外輪山まで行けるのではないかと思う。



白井岳にやっと登れた

2015年03月01日 | 登山:札幌近郊

平成27年3月1日(日) 高曇り 白井岳

今シーズン2回目の白井岳、前回は沼手前であえなく撤退となっていたため、今回はリベンジを誓って挑んだ。スキー場に集合しスキーを装着して8時過ぎにメンバ5名と一緒にスタートしようとした。がストックが見つからない、車のなかにもない、どこにもない。自宅前に放置されたストックが頭の中に描き出された。
頭が真っ白になったが、しかし直ぐにスキー場でストックをレンタルできることに気づいた。スキー場の業務開始8時半まで待って無事ストックをゲット(レンタル料1,000円)、8時半過ぎにようやく出発できた。

s-IMGP4935.jpg
(尾根に取り付く)

ルート上に前日までのトレースがしっかり残ってラッセルは皆無、前回と較べると天と地の差がある。朝里川沢の徒渉を繰り返し尾根に取りついた。尾根上にはいくつものトレースがあったが、なるべく楽なコース取りで沼を目指し、約2時間ほどで沼の横を通過した。ちょうどこの時に単独の登山者が追い付いてきた。

沼から稜線上のコルを目指して真っ直ぐに登る。稜線上には雪庇ができていてその下をトラバースして雪庇の切れたところからコルに出る。コル上には風速20メートルぐらいの強風に吹き荒れていて、頬を叩く風が痛い。アウターのフードを被り、ルート旗を刺しながらピークを目指して進む。ピークの標識を探すが見つからないため、一番高いと思われるところにルート旗を指して記念撮影し、札幌50分の1山達成の証拠を残した。

s-IMGP4936.jpg
(沼付近を通過)

一緒に登頂した単独者と一緒にシールを剥がして下山する。ホワイトアウトではないが、強風のため足元が良く見えず、水平感覚を失って何度も転びながら、ルート旗を回収しながら、コルの直下まで降りて休憩した。休憩中、朝里岳から来たと思われるパーティが稜線上を通過していった。

s-IMGP4938.jpg
(白井岳山頂で、単独の方に撮影していただく)

腹ごしらえをしていよいよ北面の沢を目指して滑走開始、雪面上には新雪が被さっていて結構気持ちよく滑ることができた。札幌のOさん曰く、今回のコンディションはかなり良い雪面だったとのこと。前回と違って沢の中も圧雪されていて滑り始めから30分程度であっという間にスキー場まで到着した。

白井岳20150301

出だしで大チョンボをし山行そのものが危うくなったが、巡り合わせも幸いし無事にピークを踏むことができた。ご一緒したメンバの方々には大変ご迷惑をお掛けしました。札幌50山達成に向けた次のターゲットは小白山となった。

〔コースタイム〕
駐車場8:35 - 沼10:20 - コル10:50 - 白井岳11:00 - コル(休憩)11:30 - スキー場12:05
※前回は4時間をかけて沼までもたどり着けなかったが、今回はピークまで2時間半だった。