遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

夫婦で八剣山

2018年09月19日 | 登山:札幌近郊
平成30年9月18日(月) 快晴 八剣山(南口コース~西口コース)

なぜか知らないが、急に八剣山に登りたいというので、敬老の日に夫婦登山をしてきた。
朝の9時過ぎに南口をスタート、最初の急登で息が切れ、岩場のトラバースでは高所恐怖症だと騒ぎだし、
山頂を目の前にしてこれ以上登れないと西口コース分岐点に座り込む。


(マイマイ=カタツムリ=でんでんむし)

帰りは危険のない西口コースを、マイマイを観察しながらのんびりと下山する。
途中、八剣山ワイナリーで旬のK-Blanc#1を購入、やたら歩道の広い八剣山トンネルを歩いて南口まで戻った。
そして一言、この山は面白くない。しかし満足した顔をしていたので良しとする。
スポーツの秋、たまにはこんな日もいいもんだ。


(樹林帯の西口コースを下る我が女房)



喜茂別岳中岳林道コース

2018年09月13日 | 登山:札幌近郊
平成30年9月10日(日)喜茂別岳 中岳林道コースから

大地震による停電も復旧し、自分の周りはほぼ日常に戻った。
しかし、搾乳機が停止したことで乳牛が病気になるなど、思いもしないような影響がこれから現れるのかもしれない。
こんな時で心苦しい気持ちもあったけれど、運動を兼ねて近場の山に出かけてきた。



数年前、道の駅付近から無線中継所を経由するルートで喜茂別岳に登った際、山頂から西側に延びていた登山道が何処まで続くのかと思ったものだが、まさしくそれが中岳林道コースだったのだろう。



登山口の標識付近に車を止めて出発、台風の影響なのか2か所で風倒木が登山道を塞いでいたが、登山道はピークまでしっかりと整備されていた。
飛び出した笹やイタドリなどを折ながら、なだらかな登山道を歩くこと約1時間半弱で標識のある三角点に到着した。最高点はハイ松が密集しているため近づくことができない。
無線中継所からのルートは笹がかぶさりあまり利用されていないようだった。
ピークから見る中岳や無意根山は以外に近くに感じた。





何年か前、中岳林道が京極まで続いているという情報を頼りに家族を乗せて京極まで走破したことがあった。
その時のことを思い出し、林道を更に奥に進んでみたが、すぐに心細くなって送電線の真下辺りで退散した。


(過去に京極まで抜けた林道ルート)


藻岩山 幌南の森を散策

2018年09月04日 | 登山:札幌近郊
平成30年9月1日(土) 藻岩山 幌南の森コースを散策

先日偶然に通った幌南の森を再び訪れた。藻岩山スキー場に車を駐車して第一リフトに沿った舗装道路を歩く。
リフトの降り場のすぐ先から木の葉で日光が遮られた緑の森の中に入っていく。天気の良い日は気持ちが良いが、日が陰るとかなり暗くなるだろう。

尾根には登山道というほどではないが立派な踏み跡があり、その途中途中にかなり古くなった鳥の巣箱が設置されている。
10分位登ると立派な登山道に合流し第二リフト降り場まで続く。ここまでくれば、藻岩山のロープウェイ中腹駅もすぐそこである。



途中、キノコが目立ったので写真を撮影した。しかし、悲しいかな名前が分からない。

   
   

山頂を経由して再び幌南の森を下山。次はリフトの右側(うさぎ平側)の尾根を下ろうと道を探したが、残念ながらそちらに向かう道を見つけることはできなかった。

本日は登りでも下りでも誰とも会わなかったが、飴の袋などの小さなゴミが目立った。落ち葉の中には空き缶も見受けられた。
次に来るときには、ゴミ袋を持参しよう。



夏道で硬石山

2018年07月01日 | 登山:札幌近郊
平成30年6月30日(土) 硬石山

硬石山に登山道ができたと聞いていたので、午後から出かけてみた。
豊平川沿いの浄水場前のスペースに車を駐車し、畑の脇を通っていくと立派な登山口の標識があった。
沢沿いの左右にそれぞれ登山道が作られており、左側の西廻りコースを進んだ。




(なんと、倒木に手すりがつけられている)

硬石山には、4年前浄水場脇の沢から三角点を目指したのが最初で、翌年にも同様なコースで登ったが、その時点では、鹿道のような踏み跡が認められだけで登山道はなかった。この登山道を整備したNaさんのサイト「老後楽しみ登山」を拝見すると昨年の秋に東廻りコース、今年の春に西廻りコースを整備したとあった。現在も多くの協力者を得て、サイトのタイトル通りの活動をされている。



西廻りコースはかなりの急な尾根を登る。しかし、しっかりと足場が作られており、またコース取りも比較的緩やかな尾根を利用しているため、とても登り易い登山道になっている。ただし、雨が降ったら相当滑り易くなるだろう。



登り始めて約40分で最高標高点(P397)に到着し、更に多少のアップダウンがあって20分ほどで三等三角点に到着する。見晴台という標識があったので更に進んでいくと、石切り場の先に市街が広がるなかなかの景観に出会える。
誰もいないのをいいことに、下山の途中で懸垂下降の練習をした。

笹を刈るのに苦労しただろうなと思うくらい稜線上はしっかりと登山道が築かれており、本当にご苦労さんという気持ちになった。







2ケ月分をまとめてアップ

2018年04月03日 | 登山:札幌近郊
ブログのアップを怠ってしまうと、その後の山行の報告も芋づる式に怠る結果となるので、今後の継続的なブログアップのため、これまでの分をまとめてアップすることとした。

■平成30年2月3日(日)小金湯山

M子さんの札幌150峰シリーズのひとつとして帯同。定山渓鉄道があった時代、この山にはスキー場があったと聞くが、一体どこがゲレンデであったのだろうか。また、リフトのようなものはあったのだろうか。現在の状態を見る限りは、スキー場があったとは信じられない藪の山であった。
参考の様子はヤマレコにアップ。



下山した後に未踏の三角点藻岩橋を目指す。アプローチする場所を探してうろうろし、結局スキー場に駐車してお寺の裏からスタート。鹿の足跡だらけの斜面を登り稜線にでると、しっかりとした踏み跡が出来ており、近所の人達の散歩コースであった。


■平成30年2月18日 様茶平

この山にはいつかは行かないといけないと思っていた。いつものメンバを誘ったところ快く参加してくれた。アプローチは三角点のピーク近くを直接目指すルートとし、崖マークの通過を想定し、メンバにアイゼンとピッケルの持参を伝えていた。
しかし、予定していたルートへの取りつき付近の駐車スペースが除雪されていなかったため、漁橋からのアプローチに変更した。
30分ほど先の林道分岐を右側(空沼側)に進み、比較的緩やかと思われる斜面から取りついた。植林された林の中を3人で交代しながらラッセルし稜線直下まで行くも、雪庇のため容易に稜線に出ることができず、スキーを抱えながら支尾根風の斜面をしがみつくようにして稜線上にでた。その時点んで12時を過ぎており、まだまだピークは遠いので、残念ながらここで行動停止とした。距離的には半分程度で終わってしまったが、初めての山を登るのは面白い。山行の様子をヤマレコのアップした。



■平成30年2月25日(日)中天狗

今年の目標である小天狗岳を南側の尾根からアプローチしたのだが、先行者のトレースに魅せられるように導かれ想定外の尾根を登ってしまった。気づいたのが標高600m付近、後の祭りである。ではこのトレースがどこに行くのだろうと考えを巡らせ、行き先が中天狗しかないと確信したので。目的を変更し中天狗を目指した。途中で先行者と行き交いラッセルのお礼をする。道間違いはあったが、思いがけず中天狗に行けたことに感謝した。
本山行の様子をヤマレコにアップした。





■平成30年3月10日(土)小天狗岳(下見)

前回、とんでもない間違いで中天狗に行ってしまったのを挽回するため、再び小天狗岳を目指した。今回は、ひとつ東側の送電線の沿った尾根を登った。
約1時間強で1本目の鉄塔に到着、周りに木がなく盛り上がった尾根を行くのはちょっと嫌な感じがした。さらに30分をかけて2本目の鉄塔に到着する。
小天狗岳を目指すには、少し下ってから707Pに延びる尾根を行く必要があるが、雪庇のために容易には降りることはできない状態にあった。また、11時を過ぎていたこともあって、あっさりと行動停止とした。小天狗岳は案外と遠い。





■平成30年3月11日(日)長白稜(1120峰、1060峰)

M子さんの札幌150峰山行に同行してきた。今回はスキーでアプローチ。出だしは白井岳を目指すルートに沿って進み、30分ほど行ったところで尾根に取りついた。斜面は凍結しエッジも弾かれ気味であったが、予想に反してかなり先まで比較的緩やかな斜面が続いた。最初に目指した1120峰の約50m下付近でスキーをデポし、キックステップしながら急斜面を登った。一人であったなら尻込みしていただもしれない。

次に向かう1060峰に行くには結構な登り返しがあり、一旦かなり下がる。稜線上の雪庇ごしに反対側の斜面を覗くとスキー向きのオープンバーンが広がっていたが、全層雪崩の亀裂も見られ、とても滑ろうという気にはならない。雪庇を避けながら回り込むように1060峰を目指す。1060峰から直前に登ってきた1120峰を眺め、あんなところをよく登ったなと自分自身を褒めた。この山行の様子をヤマレコにアップした。





■平成30年3月18日(日)つげ山

入っている山の会の読図訓練山行で「つげ山」に行ってきた。企画担当者があらかじめ4つのルート(尾根)を選定し、4名ごとの3パーティが同じルートとならないようにピークを目指す。目的が読図の訓練であるため、GPSを使わないことが原則。何度も登っている山ではあったは、普通だったらあえて行かないようなルートを登下行するのはとても新鮮である。時期が時期だったら通過するのが怖くなるようなⅤ字谷の通過もあった。





■平成30年3月31日(土)小天狗岳
三度小天狗岳を目指した。今回は心強いメンバも集まり、4人でのチャレンジとなった。
今回のルートは前回の尾根のさらに1本東側の尾根。地形図だけでは分からないが、前回よりは緩やかではないかとの見立て通り、尾根の頭を過ぎると緩やかな尾根が続き比較的あっさりと707Pに到着した。この付近まで来ると小天狗岳もその雄姿を現す。少し手前でスキーやスノーシューをデポしてツボでピークを目指し、見事に盛り上がった小天狗岳ピークに到着し、今年の目標をやっと達成することができた。山行の様子をヤマレコにアップした。