遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

神威岳~烏帽子岳

2014年06月03日 | 登山:札幌近郊
平成26年6月1日(日)猛暑日 神威岳~烏帽子岳

前日までは家族サービス(温泉など)を強く求めていたのに、朝起きると山に行ってもいいわよと言う。うれしい気持ちもあるが、朝7時になってそう言われても困るのだ。前日から準備していれば余市岳(白井右股コース)もあっただろうが、今から準備して行けるところは限られている。うちのは古いパソコンなので地形図印刷にも時間がかかる。さて、どこかよいかと頭を巡らせた。

そして8時近くになって家を出た。目指すは定山渓の神威岳、できれば烏帽子岳まで。登山口前の駐車場にはすでにクルマが10台ほど、みんなが登山者ではないかもしれないが盛況である。すぐに準備して炎天下のなか出発した。



見える範囲で後ろから単独者も続いていたが、最後まで微妙な距離を保ったまま追い立てられるようにピークに到着した。駐車場の台数の割には山頂には誰もおらず、しばらくはその人と2人だけだったが、途中からもうひとり到着。聞くと烏帽子岳まで行ってきたという。ガレ場の斜面を登りきったところの雪渓?でちょっと迷ったらしい。



十分に休憩し英気も養われたので11時すぎに烏帽子岳を目指して出発、登山道は思った以上に歩きやすく、1時間かからず尾根上のその雪渓というところに着いた。登山道はその雪渓の途中から左側に周り込んでいたが、うっかりすると確かにそのまま直進してしまいそうになる。現に踏み抜き跡もあった。



後ろを振り向くとすでに神威岳よりも高いところにいた。午後3時頃までに帰宅すると約束していたので12時を行動停止とし、その場所からすぐに下山を開始した。



烏帽子は昔から熊の話題で賑やかなところなので、気にしながら歩いていたが、途中で林野庁GSSらしき格好の2人に出会って気持ちが和らぐ。人の心って不思議だ。午後3時までに帰ろうと途中走りながら必死で下山していると、見たことのある背格好の人がいた。それは山菜を山のように抱えたU野さんだった。

気温は30℃を超えていただろう、6時間を超える行動で登山口に到着したときには1.5Lの水分は空っぽになっていた。U野さんが収穫したタラの芽を分けてもらい、自分の手柄を装って帰宅の途についた。

イチャンコッペ山でウドを収穫

2014年06月03日 | 登山:札幌近郊
平成26年5月31日(土)快晴! イチャンコッペ山

先週末、ウドを採りにイチャンコッペ山に行ってきた。
山菜ハンターのH生やK川さんなど総勢7名の大パーティだ。

札幌では真夏日のような天候、イチャンコッペ山も一緒でカンカン照りである。
目的も目的なので、ゆっくりペースで山頂を目指した。

これまで重要な目印だった反射板がなくなっていた、いつ撤去されたのだろう。
支笏湖に映る風布死岳や恵庭岳を眺めながら稜線を辿って山頂に到着。
イチャンコッペ山は、旧反射板から山頂までの道のりが好きだ。
雲海が広がっているときなんかは、雲の上を歩いているような気分になる。



山頂で、よく冷えたビールをごちそうになった。一口、二口程度であったが、最高に美味かった!



帰りは山菜を採りながら下山した。目指すウドは行程の真ん中付近の笹薮に中にある。
最初はなかなか見分けがつかなかったが、あるところには固まって生えている。

帰り道、林道ゲートが空いていたので、野牛山林道を辿って、旧登山口を探した。
しかし明確な標識はなく、それっぽい踏み跡はあったが、結構太い笹に覆われていたのと、
ちょっと入っただけでダニだらけになったので、早々に引き返してきた。
シーズン中は三つ葉が生えているらしい。