大 根
昨年、大根の種を蒔いたとき余った種を捨てるのももったいないと、密集して蒔きました。
まびき菜として採り入れ、使い切れなかったものです。そのままにしておくとどうなるか、あわよくば大根が密集してできるのではないか。その結果は、やはり何百年と受け継がれてきた栽培方法にはそれなりの理由があるようで、葉は若々しく伸びているのですが、肝心の根の部分は指の太さくらいにしかなりません。
しかし、この大根はおでん大根という品種で、葉の裏にとげがなく、葉の筋もパリパリとやわらかく、そのまま食べることができます。
今、厚労省の提唱する「毎日野菜350g」の一部になって活躍います。
まだたくさん残っています。大根の葉を人に差し上げるのはさすがに気が引けてもっぱら自家消費に努めています。
もう小さい花芽が出てきています。この花芽もほんのりと春の香りがしておいしいものです。よその畑ではもうすっかり姿を消している大根ですが、当分、わが家の食卓からはなくなることはないようです。