お酒は百薬の長か
先日の「病気の9割は歩くだけで治る! PART2」の中に‟お酒は百薬の長„とありました。ただし適量を飲めばの話、と著者は言っています。適量であれば 疲れを癒し、気分よく憩いのひとときを過ごし、心地よい眠りを誘う、間違いのない事実です。
ここでこの適量が問題です。適量は人により異なります。
ガイドラインは過度の飲酒が健康に与えるリスクの指針をまとめています。高血圧や男性の食道がん、女性の出血性脳卒中などは、たとえ少量であっても飲酒自体が発症リスクを上げてしまうこと、大腸がんの場合は、1日当たり20g程度(週 150g)以上の量の飲酒を続けると発症の可能性が上がる等、疾病別の発症リスクと飲酒量の一覧表が示されています。
過度のアルコール摂取による健康被害を防ごうという流れは世界各国で進んでおり、一時ブームになったストロング系缶酎ハイを市場に投入したビール各社も20年以降品目を減らしているそうです。例えばアサヒ79⇒2、サッポロ20⇒1。減らしているということは穿った見方をすれば、消費者の健康志向が高まり売れなくなっているということでしょう。
私も世の流れに乗った訳ではないのですが、昨年の夏は毎日のように飲んでいたレモンサワーを今ではほとんど飲まなくなりました。これは血液検査の結果も踏まえてのことで、この1月の血液検査では異常はなく、ときにはゆっくりと飲んでみたいという気はあります。しかし、それはまたお客様でも来た時の楽しみにとっておきます。
同じ「お酒は百薬の長か」を以前にアップしたことがありますが、お酒に対する認識の経年変化です。