般若心経

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2024-12-16 | Weblog

 のこぎり

 のこぎりの刃を換えました。



仮枠鋸という刃だけを取り換えることのできるのこぎりです。
取替の度、新しいのこぎりの切れ味のすばらしさを感じます。
 祖父、父の時代には山から切り出した焚き木にする松や樫などを切るのこぎりは自分で目立てをし、その道具もあり私も方法を教わりました。しかしその後、いまから30年ほど前、刃を交換することのできるのこぎりの存在を知り、もっぱら愛用しています。
伸びすぎた植木の剪定を年末までに終わらせようとがんばっています。
 話は変わりますが、「鋸」をどう読みますか?
私は「のこ」と読んでいました。
鋸屑《のこくず》、鋸歯《のこば》、糸鋸《いとのこ》、両刃鋸《りょうばのこ》と言いますし、パソコンで「のこ」と入力すれば予測変換ですぐ「鋸」と出てきます。上の写真の商品名「仮枠鋸」もおそらく「仮枠のこぎり」ではなく語感から「仮枠のこ」と読むのでしょう。ですから私は「のこぎり」は「鋸切り」と書くのだろうと長いこと思っていました。
しかし、辞書によると「鋸」は「のこぎり」が正式な読み方で「のこ」は略称でした。
「のこぎり」のことを一般に「のこ」と言いますし、とやかく言う必要はないのですが、なぜか「鋸」の字を見るたび頭の隅にひっかかっている「鋸切り」が未だにちらつきます。
 なお、「鋸」は常用漢字表にはなく、一般的と言いますか、新聞用語ハンドブックには「のこぎり」と表記するよう勧めています。