水分補給
連日大雨による被害のニュースが続く中、猛暑による熱中症のニュースも聞かれるようになりました。町内会の回覧でも 「熱中症対策で元気にすごそう!」とか「災害時の熱中症予防」とかパンフが入っています。
高齢になると喉の渇きが感じにくくなるといわれています。
脱水状態になると熱中症の他に、特に腎臓の脱水は心臓や脳にもダメージを与え健康や寿命を左右する要になっていることが最近分かってきたと、先日テレビで話していました。
一般的に健康な高齢者は食事の他に1日1~1.5Lを目安に摂取することがすすめられています。
また登山の場合の水分補給の目安は
5(mL)×体重(kg)×行動時間(h)
例えば 体重50kgの人が2時間の登山をすると
5(mL)×50(kg)×2(h)=500(mL)
500mLペットボトル1本の水分補給が必要 ということになります。
―――――2017/7/25 NHK「実践!百名山」
上記二つの目安は一般に云われているもので、私の場合はどうなのか
2013年7月 3回にわたり登山開始前後の体重の変化を量ったことがあります。3時間の行程です。
登山前 登山後 補給水分 体重変化
2013/7/10 56.5kg 55.2kg 0.6kg -1.9kg
2013/7/12 56.7kg 55.1kg 0.5kg -2.1kg
2013/7/31 57.0kg 55.4kg 0.5kg -2.1kg
途中の補給水分量は補正して前後の体重は1.9kg~2.1kg減でした。
体重減にはエネルギーとして消費され炭酸ガスとして排出されたものもあるでしょうが無視すると体重減少分は汗として体外に排出されたものです。
体重56.7kg、体重減少分2.0kg=必要水分補給量2000(mL)として
X(mL)×56.7(kg)×3(h)=2000(mL)から
X(mL)≒12(mL)
12(mL)×体重(kg)×行動時間(h)
これが私の水分補給量の目安です。夏の日の午後、汗びっしょりになったときの値で、一般に云われている水分補給量の2倍以上の水分が必要になります。
先日朝の涼しいときに同じように量ったところ
6.6(mL)×体重(kg)×行動時間(h)
という結果になりました。
なお、なぜだか分かりませんが汗をかいた前後では体組成計による体年齢は1~3才若くなり、気分はよくなります。
もし興味がありましたら、お試しください。