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2023-05-28 | Weblog

 エディオン開店

 JR児島駅前に工事中だった大手家電量販店エディオンが5月26日開店しました。
新聞に大きな広告が挟み込まれており、ちょうどブルーレイディスクのサイズの大きいものが欲しかったので、ちょっと覗いてみました。
店内には大勢の店員さんが案内をしていました。最近の家電店の傾向なのか、おもちゃ売り場が併設されています。いろいろなプレゼント、抽選会、相談会、アプリ会員募集など開店イベントが盛りだくさん並んでいます。
エディオンができて駅の近くにはケーズデンキ、ヤマダデンキと家電量販店3店舗が並ぶことになりました。

 それはそれとして、通常このような店舗の開店日は大安が選ばれています。今回も当然 慶事に吉とされる大安だろうと思っていたのですが、カレンダーを見ると凶日とされる仏滅でした。
お年を召された方や人権問題に詳しい方には失礼かもしれませんが、大安とか仏滅は六曜といわれ、江戸時代の前からながいこと民衆の間で信じられ、用いられていた暦のひとつです。
 広辞苑によると六曜とは『歴日上の迷信。旧暦一月一日から順次に循環する先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の六種の日。それぞれ吉凶、勝負を支配するという。』とあります。
今では科学的な根拠がないとされ、迷信を信じることは差別につながることから、次第に用いられなくなっています。
数年前に九州のある市が配布したカレンダーに六曜が掲載されていたため問題になったことがあります。今では官公庁はもちろん、公共団体、大きな会社などのカレンダー、手帳等にはその記載は見られません。
ただ根強い人気(需要)があるようで、友引の葬儀は忌み嫌われ、仏滅の結婚式は敬遠されるとか。かく言う私も大安かどうか確認したのですから、こだわりがあるのかもしれません。市販の一部のカレンダー、日めくりや手帳には六曜が掲載されており、新聞全国紙5社のうち読売、毎日にはいまだに表示されています。

 今回のエディオンの 開店に携わった多くの関係者の中には 仏滅を気にする人もいたかもしれません。しかし、六曜を無視し、もっとも合理的な経営スケジュールに則って開店日を選ばれた経営者に好意と敬意を感じました。

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