笑 点
1966年の昨日5月15日は「笑点」が初めて放送された日です。
58年前です。テレビの長寿番組上位に入るのではないでしょうか。今週日曜日12日の笑点は2910回目でした。もうすぐ3000回を数え還暦を迎えることになります。
番組が始まって以来ずっと楽しみにして見ています。ビデオのなかった時代の日曜日のスケジュールは笑点を基準にして決めていたような気もします。日曜日夕方だけでなく、お正月の「笑点大喜利まつり」や24時間テレビの「チャリティー大喜利」も楽しみでした。
ここ2年ほどで笑点メンバー6人の内3人が代わりました。58年もやっているのですから、メンバーが代わるのは当然ですが大幅なメンバーチェンジです。
先月、立川晴の輔さんが木久扇さんに代わり加わりました。初代司会者であり笑点を作った男、立川談志さんの孫弟子にあたります。笑点の談志といわれながらも談志一門がレギュラーメンバーに加わるのは初めてのことです。
若返り雰囲気も変わり丁々発止、ウィットに富んだ大喜利は話芸の極致ではないかとさえ思えます。落語家修行から得た技、知識だけではなく、持って生まれた才知、才能と知恵というものがあるのでしょう。
今週月曜日のNHK「家族に乾杯」では昨年笑点メンバーに加わった一之輔さんが鶴瓶さんとともに富山県滑川市を訪れました。テレビ、特にNHKでは他局の話をすることはありませんが、鶴瓶さんは番組の中で笑点の話をしていました。今や笑点は国民的番組になっているようです。
なお、来週の「家族に乾杯」は一之輔さんの滑川市訪問の続き、訪問した店で落語を披露するそうです。