GASGASランドネ、125cc。KTMを見慣れているので新鮮です。
まずはスレンダーなボディ。さすがのハンドル切れ角。重心が低くバランスの取りやすいトライアル車でありながらくっつけられたシート、
結構贅沢なメーター周りやメインキー、トラにしては大きいテールランプやウインカーなどなど公道も意識した“トレッキング車”です。
かと思えばまさにトラ車というべき突き刺さるようなサイドスタンド、フルカバーのディスクカバー、低速走行を促すフェンダーとタイヤの隙間のなさ、
そしてシフトペダルの形状とフットペグとのこの間隔。トラではお約束の“不用意に届かない・障らないシフトペダル”です。そのフットペグも踏み込めばがっちりで これにより車体を操る自由なポジションを生み出しているのをみると このランドネ、トレッキング車という皮をかぶった本物のトラ車なのが分かります。なんとキック・セル併用であるがゆえに“トラ入門車”とも言われていますが。F&Rギヤも各2枚用意され 38Tから42Tに変えてもチェーンは大丈夫。チェーンをタルタルさせる必要のある高速オフ車にはないテンショナーがトラにはあります。懐かしのタイヤピレリMT43に「オレは気に入ってた。今は日本に入ってこないんだ~」と喜ぶボス。車体が軽いから燃費もよく この程度のタンク容量でもいいのでしょう。セルモーターはKTMに比べ重そうです。でもバッテリーは次回軽いものにかえてみたい・・。ヤマハのWRのエンジンを使った車体は多くありますが このランドネのいいところは素材。鉄でなくアルミを多用しつつ488,000円は上出来でしょう。
すでにスタンドのオートリターンは解除させてあります。
リヤフェンダー補強とテール・ウィンカー小型軽量化も必須ですね。このままではウチのコースで1日で破壊されるでしょう。トラのサスはやわらかいのでこのままではナンバーもタイヤに巻き込まれそう。当然積載は期待できないし、高速もいわずもがな・・。
でも「低速で遊ぶ」なんて「粋」の極みではないでしょうか。公道から筑波山の弁慶七戻や一本松までこれならイケるとボスが言ってます。うちのコースのテーブルトップの奥には 実は畳1枚大の岩盤がごろごろしている所がありますので是非どなたか 「トライアル車から派生したトレッキング車ランドネ」かはたまた「エンデューロレーサーから派生したトレッキング車フリーライド」で挑戦してみてください!
(とりあえず書いてみたこのレポ、これを読んだボスが一言、「しろ~とくせ~な~」・・・はい、皆様すんません!レベルの低いブログを いつも皆様お付き合いいただきありがとうございます!)