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全日本MXレディースクラス優勝

2013-10-24 19:55:59 | 店描
 



「すいません!連絡遅くなっちゃって。おかげさまでようやく優勝できました!」
エンデューロ(JNCC)もモトクロスもKTMで参戦している川村真理子選手からの電話。
先日ようやくKTMで全日本モトクロス レディースクラス優勝を果たしたという連絡でした。
中途半端な順位が1番嫌いらしく 今まで「2位おめでとう」とか「5位おめでとう」とか声をかけると 
「1位になっても絶対おかしくないんです。どうせならビリの方がいいです。」とまで言っていた彼女。
1位、おめでとう!

以下KTM FANより抜粋してお届けします。

『今季最終戦となる全日本モトクロス選手権の第51回MFJ-GPモトクロス大会が、10月19日(土)~20日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
第4戦の舞台としても使われたこのSUGOは、丘の斜面などを利用してレイアウトされた、アップダウンのあるハイスピードコース。斜度約30度で全長約70mの大坂をはじめ、名物セクションがいくつもある。天候は、各クラスの予選が行われた土曜日は曇り。しかし、日曜日の早朝から雨となり、各クラスの決勝はマディコンディションで行われた。
KTM勢では、450cc以下の4ストマシンを駆る最高峰クラスのIA1に、「KTMうず潮レーシング福山」から北居良樹(#11)と垣竜斗(#80)が450 SX-Fでエントリーした。
また85cc以下の2ストマシンと150cc以下の4ストマシンが混走するレディースクラスには、「KTMモトビルド神原」の川村真理子(#63)と「KTM SeeZoo Racing」の藤本真衣(#22)が、2ストマシンの85 SXで出場した。
【レディースクラス レースレポート】
2014年型85 SXを駆る川村真理子(#63)は、前大会に続いて好スタートを切ると、オープニングラップを3番手でクリア。コースの至るところで転倒者やスタック車両が発生する状況の中、エンデューロレースで培った技術も生かし、2周目には2番手へと浮上した。さらに川村は、勢いを保ってトップのライダーへと肉迫。しかしその後、ややリードを広げられてしまった。
レースが残り2周となった5周目に突入した段階で、川村とトップライダーとの差は約6秒。ラスト1周を迎えた段階でも、その差はほぼ変わらなかった。しかし、諦めることなく徐々に距離を詰めた川村は、相手選手のミスを見逃すことなくコーナーで一気にパス。トップチェッカーを受けて、KTMマシンでの全日本初優勝を達成した。なお藤本真衣(#22)は21位となった。
▼川村真理子(レディース・優勝)談
「オマエが雨を降らしているんだろ!」とみんなに言われるくらい、私が全日本選手権に復帰した今年は、マディレースが続きました。1年の集大成となるこの最終戦も、やっぱり雨……。意外と得意であることはわかっていましたが、ここまではミスにより転倒も連発。今回はその反省を生かし、何があっても焦ることなく自分の走りをしようと心がけていました。最終ラップに入るところで、ピットからサインボードで「自分を信じろ!」と出ました。トップの選手とはそれなりに距離があったので、そうは言っても……とも思いましたが、信じてみることにしました。その結果、徐々に前が近づいてきて、うまく抜くことができました。バイクの安定性、そして多くのサポートがあってこそ、手にすることができた勝利でした。本当にありがとうございました!」