店内には続々と2020年モデルのKTMオフロード車が入荷しています。
ここで試乗会に参加したメカ・ダイスケの インプレッションをお届けいたします!
ベテランにはもちろん、初心者にも最高の相棒になってくれるKTMの様子をご覧下さい。
新モデル試乗の感想 :メカダイスケ
KTMのエンデューロマシンの魅力が最大限に!
フルモデルチェンジされた車体、新しいマップ。全体の60%の部品が新たなものになり、
性能を落とすことなく剛性を高め、より軽くより強く魅力いっぱいになりました。
外気圧センサーを搭載!より的確な燃料噴射が可能となって登場です。
標高差がかなりあるコースで的確にオイルを噴射し、一方コールドスタート時にも有効に働きます。
スロットルボディも新たになり、以前はコールドスタート時アクセルを開けるとオイル噴射が
センシティブな傾向にありましたが、その改善になっています。
◆初見◆
250・300TPI
キックスターターは外されましたがヘッド部分が再設計され250グラム軽量。
スロットルボディもマップも新設計だそうで試乗するのが楽しみです!
エンジンを前傾1度傾けて更にラジエーターを少し下にずらし重心を下に移動しているようです。
クラッチなどはSXモデルから継承されているようです。
250・350EXC-F
こちらもシリンダーヘッドの改良で250グラムの軽量化されました。。
350はシリンダーヘッドを再設計され形が変わってます。
450.500EXC-F
15ミリダウンでよりコンパクトにみえます!
カムシャフト、バルブ、ロッカーアーム新設計!
新しいエンジンケースにより500グラムの軽量化されてます。
◆さていよいよ試乗!◆
試乗は土砂降りの中でスタートでした。
現役トップクラスの方々の圧倒的な走りにビビり、はじめはなかなか体の力が抜けませんでした。
そんな状態で初めて乗る150TPI。怖気ずく自分を軽々とコースへいざなってくれるかのように、軽く扱いやすい!
走り出せばトルクがあり粘り強くぐんぐん登っていきます。雨なんて全然気にならないような感じです。
一周目は天候のせいで一部コース設定が変更されたせいもあり、走行ラインがわからずかなり戸惑い、
挙動もギクシャクしていたはずです。。ですが。。150??だっけ?もっとでかい排気量じゃないかな?
そんな不思議な感覚がわきました。かなり150のトルクに助けられました。楽しい!!
350EXC-Fは世界的にも評価されてる車体と言うこともあり、下手くそな私が乗っても
上手くなったと錯覚させてくれるほど扱いやすかったです。
ギアもほぼ一定でいいし、どんな所からでもトラコンが効いて走り出してくれます。
もちろんパワーもありますので 開ければ簡単に吹っ飛びます!
木の根っこがつるつるしてとても滑りやすくなってましたし、轍も深く後半はかなり掘り返されてました。
そこを抜けるとジュラシックゾーンと呼ばれる所がありwww沢をこえて岩場や丸太などもあり・・・
そんな過酷なコースがKTMという優秀な相棒のおかげで、初めの緊張感、オドオドはどこへいったか、
とてもとても楽しかったです。
長野の試乗会場までは遠く感じましたが、帰路は気持ちがハイテンションで短く感じたほどでした。
この楽しさをぜひ、皆様にお届けしたいです。
お店の方へ、どうぞ遊びに来てください!