いやぁ〜再読してみるとこの本おもしろいですよねぇ。ピックアップしたポイントも5つになってしまいました。また、取り上げるかもです。
◯ 例えば、自転車に乗っている時って「倒れないようにしなくっちゃ!」なんて考えないで乗っている。意識しないで自転車を乗りこなせる、というのは無意識になる。子供の頃に、何度も何度も練習して、倒れて、そのうちに「まっすぐに進みたい!」とだけ思うようになって、意識しなくなると自転車を自由に乗りこなせるようになる。そう考えると無意識って必要なものを学習してくれる便利なもの。
◯ 「え? だったら、意識って私の味方じゃないの?」という質問が飛んでくる。この「敵か味方」という判断は典型的な“意識”となる。意識的な判断をしていると、私はどんどん混乱して、自分が本当にしたいことから遠ざかってしまう。
◯ とりあえず、奈良についたら、ボーっと散歩する鹿の親子などを眺めながら、ただゆっくりと歩く。・・・ぶらっとお寺に入る。そして、御堂の中であぐらをかいてボーっとしている。・・・御堂の中で一緒にボーっとしていると、段々日が暮れてきて、赤い夕焼けの光が差し込んでくる。「きれいだ」と、私は初めて風景を見て感動することができた。・・・意識で生活していたら感じられなかった感覚がここにあった。意識的に誰かを演じていない自分がそこにいた。
◯ いくつかのフレーズ
あ)「人の気持ちはわからない、そして、自分の気持ちすらわからない」と自分の中で唱えてみること。いつでも、どこでも、どんな場面でも。
い)本当かよ、俺?(自分の中の決めつけを疑う。)
◯ 無駄だと思えることを繰り返してみると、無意識さんとお友達になれる。