そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

★★ 京都寺町三条のホームズ・11 望月麻衣 著 双葉文庫

2019-01-26 17:47:48 | 読書
さすがです。このシリーズは一定の水準が保たれていて、どれを読んでもガックリすることはありません。京都などのガイド的な部分、ストーリー、変化が素晴らしい。

◯ 「それに、先輩の彼女の家業がどんな仕事なのか分かりませんが、先輩がこれまで学んでこられたことは、どんな仕事であろうとも絶対に無駄にはなりません。他人がどう見ようと、いいではないですか。他人が自分を幸せにしてくれるわけではないのですから。」
(そうなんですよ。他人はたとえ友達であっても、変化を嫌います。言い換えれば、自分の成長を嫌います。ホメオスタシス、恒常性も同様です。なので、友達を含め、周りの人たちの言うことを聞いている限り自分自身の生長は望めません。)

◯ 『こんぴらさん』は、海上交通の守り神として信仰されているそうで、江戸時代には、全国庶民の間で金毘羅詣りが盛んに行われていたそうだ。
(以前一度だけ行ったことがあるはずなんですが、記憶に残っていません。このこんぴらの歌を聴いていると子どもの頃に見た夢千代日記を思い出します。)

◯ 「人のことを思うての『終活』もええけど、自分のやりたいことをやったらええのとちゃうかて思います。『自分だけの人生を始めるのに、年齢は関係ない。』、そのことを教えてくれるから、この人の絵が好きなんやないですか?」
(ジョージア・オキーフもそうでしたっけ?子供に手がかからなくなってから始めて、有名になった画家はたくさんいます。思い出せる限りではすべて女流画家です。)