このブログは、一年前にも掲載したものですが、忘備録として加筆修正の上
再掲しておきます。 。
今日は、あの3.11東日本大震災から6年・・・
かって経験した事のないほどの大地震と、巨大津波の衝撃もすざまじいもの
だったが・・・
それに続く福島第一原発の事故の衝撃は、筆舌に尽くしがたいショックで、
ひとつ間違えば東日本に人が住めなくなる可能性もあったほどの、過酷な
大事故だった・・・
いち早く家族を海外へ避難させたり、関西方面へ一時退避した政府高官な
ども少なくなかったと言う話は、後で知った話である・・・
あれから6年経った今でも、放射能で汚染された帰宅困難地域には人が住
めない廃墟と化してしまっている。。
あれだけひどい目にあっていながら・・・
しかも原発が無くても電気は充分に足りていると分かったにも関わらず・・・
安倍政権は性懲りもなく原発再稼働に前のめりになっているばかりでなく、
原発の海外輸出も目指している。。
全く懲りない人たちだと思っているが・・・
何故そんなにも原発の再稼働に拘っているのか?
この、「原発ホワイトアウト」と「東京ブラックアウト」の二冊の本を読むと
その理由が理解できる気がする。
この二冊の本は原子力ムラの実態を暴露した衝撃作で、霞ヶ関の現役キャリア
官僚が小説の体裁をとって書いたリアルな内部告発書だと言われている。。
この本の中では、原発再稼働を推進させる裏の力とも言えるのが、政・官・財が
密接に結びついた、原発マネー利権と呼ばれる、巨大マネーの還流システム
(小説では「電力モンスター・システム」と表現されている)の再稼働に他ならない。
私は、現状ではまだ人の力で廃炉処理すらままならない、危険極まりない放射性
廃棄物を産み出し続ける、原発の再稼働には大反対であり、原発は何としても
即時廃止するべきだと思っている・・・
この二冊の本は一人でも多くの人たちが読んで、目覚めて欲しい本だと思う・・・
もしこの二冊を読んでも、まだ原発再稼働を推進しようと言うような懲りない人た
ちには、もはや付ける薬がないとしか言いようがない。。。
目先の金や利権より、何と言っても安心して暮らせる安全な世の中が一番大切
だと思う。。
「原発ホワイトアウト」と「東京ブラックアウト」
