庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

大船の玉縄桜

2018-03-01 21:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝方の春の嵐も止んで天気は回復して一気に気温が上がり、
すっかり春の陽気となったので、大船生まれの早咲きの桜、
玉縄桜を観に行ってきた。

玉縄桜はフラワーセンター大船植物園で、染井吉野(ソメイヨシノ)
の早咲きのものの中から選ばれ育成されたもので、大船植物園内
には玉縄桜の原木があります。

1990年に品種登録されたサクラの園芸品種で、フラワーセンター
の近くにかつてあった、玉縄城にちなんで名づけられものです。

今年は残念ながら、玉縄桜発祥の地であるフラワーセンター大船
植物園が改装で休園中のため、観られないかと思っていましたが・・ 

確かJR大船駅の東口付近にも、咲いていたはずだと思って行って
みました。

オオッ!やっぱり、咲いていましたヨ♪


花の咲き方や花色は染井吉野に似ていますが、花期が2月中下旬から
3月中旬と大変早く、気温の低い時期に開花するので、約1ヶ月の長期
にわたって鑑賞できるのが特徴です。

染井吉野を少しでも早く、そして長く楽みたいという私達の希望を
かなえてくれた桜ともいえます・・・

同じ早咲きの桜でも、有名な河津桜などに比べると数は
まだ少なく、まだまだメジャーな桜とは言えませんが・・・

地元の「玉縄桜を広める会」によって植樹も行われています、
大船や鎌倉だけでなく全国にも広めたい桜だと思う。。

玉縄桜越しに向こうに観えるのはJR大船駅。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弥生~草木萌え動る

2018-03-01 09:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日から春3月、弥生のスタートですね♪

「弥生(やよい)」の由来は、春の暖かい陽気に恵まれて、
全ての草木が生い茂る月。

「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」これが詰まって
「やよい」となったといわれています。

二十四節気七十二候、雨水の末候(3.1~3.5)は、
草木萌え動る(そうもくめばえいずる)です。

いよいよ春めいて、地面からはみずみずしい草の芽が、
一斉に萌え出てきます。

ふと見下ろせば、足下の地面からも薄緑色の新しい
小さな命が、一斉に芽生え始めています。

早春の陽に輝いて、一斉に萌え始めた新しい命。

新しい小さな命の芽生えを観ていると・・

不思議と優しい気持ちになってきますね。。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする