今日6月6日は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」です。
芒種と言われても、何やら今一つピンと来ない言葉ですが・・
芒種の芒(のぎ)とは、稲などの穂先にある針のような突起の事で、
昔はこの時期が穀物の種まきや田植えの目安とされていました。
もっとも、最近は田植えの時季も早くなっているのでもうほとんど
の地方では田植えも終わって、植田の風景が広がっていますね。
七十二候の芒種の初候(6/6~6/10)は「蟷螂生ず」です、秋のうちに
草木等に産み付けられた卵嚢から、小さなカマキリの赤ちゃんが
次々に生まれてくる頃です。
ところで、農作業の目安とされている七十二候にカマキリが登場する
のは何故?それは、カマキリは稲や野菜には手を付けずに害虫を捕ら
えてくれる益虫だからなのかも知れません。
庭先で生まれて巣立った、まだ小さなカマキリ。
小さいとはいえもう立派にカマキリの姿をしており、これから
厳しい自然界を生き延びていかなくてはならない...
蟷螂や 生まれてすぐに ちりじりに <軽部烏頭子>
芒種の朝の庭先でツユクサが、爽やかなブルーで咲き出した。
こちらは白いトキワツユクサ。
昨年のこぼれ種から芽生えて育ったコスモスも咲き出した♪
コスモスは秋桜と書く様に、秋の花のイメージが強いですが・・
これは早咲きの品種?もう咲き出して秋まで楽しめます。
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